内容説明
機動捜査隊・浅草日本堤分駐所のベテラン辰見悟郎は相棒の新米刑事・小沼を残し、管轄外の火葬場にいた。絞殺された娼婦・大川真知子の骨をその娘と拾っていたのだ。八カ月前に起きた女性殺害事件との関係性を疑う辰見らは現場の聞き込みを始めるが、また新たな女性絞殺死体が…機捜隊コンビの奮闘を人間味豊かに、かつリアルに描く警察小説の傑作。
著者等紹介
鳴海章[ナルミショウ]
1958年北海道生まれ。日本大学法学部卒業。会社勤務を経て、91年に『ナイト・ダンサー』で第37回江戸川乱歩賞を受賞し作家デビュー。航空サスペンス、クライシスノベル、警察小説、時代小説など活躍のジャンルは多岐にわたる。また、郷里の北海道・帯広で開かれているばんえい競馬を舞台にした『挽馬』は『雪に願うこと』の題名で映画化された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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キキ
34
ベテラン刑事と新米刑事のコンビが連続殺人犯を追いかける。小沼が辰見に振り回される様は見ていて楽しい(^^)トリックの驚きというよりは、必死に犯人を追いかける二人の刑事の魅力が詰まった話です。先のある小沼を潰さないよう一人で動こうとする辰見は男らしくて好印象でした。2015/07/25
tow
16
とにかく描写が生々しい。死体にせよ、性欲にせよ。2016/08/01
あや
15
ベテラン刑事と新米刑事の初々しくて振り回される姿がとても面白かった。でも帯が煽りすぎだと思う('◇')ゞ2013/11/13
ひよこ
14
最後あっさり2017/09/23
このん
13
(2019年8月11日4898)初読み作家さん。今野さんの警察小説が面白かったので同じ警察小説のこのシリーズを買ったけど…まあとりあえず全部読んでみる。2019/08/11
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