内容説明
元警視庁刑事の小仏太郎は東京下町の亀有に私立探偵事務所を開いている。交際中の女性・沢辺美保の素性を調べてほしいという六十歳前後の男性は、銀行員だという美保に多額の金を援助していた。美保が何らかの事情を抱えているとみた小仏は客を装い、男性に美保を紹介した“出会いクラブ”の調査を開始する。しかし、美保の故郷・青森県奥入瀬渓流で殺人事件が…。
著者等紹介
梓林太郎[アズサリンタロウ]
1933年長野県生まれ。80年『九月の渓で』で小説宝石エンタテインメント小説大賞を受賞しデビュー。山岳推理小説の第一人者として活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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