内容説明
魔界都市“新宿”を走り回る敏腕ガイドの外道棒八の前に、過去に封印された二つの邪神が甦ったとの急報が。両邪神は前世紀、著名な怪奇作家の創造した神で、過去現在未来、同時に存在し得るため、さしもの“魔界都市”も破滅の危機に。外道の掩護に指名されたのは“新宿警察”の美人警官三人。重火器も難なく操る女達の戦闘能力は功を奏するのか?―。
著者等紹介
菊地秀行[キクチヒデユキ]
1949年千葉県生まれ。青山学院大学卒。翻訳業、雑誌記者を経て82年『魔界都市“新宿”』でデビュー。同作を皮切りに伝奇アクション各シリーズがベストセラーとなる。シリーズのひとつ“吸血鬼ハンターD”は英語、ロシア語にも訳されるなど国際的評価も高い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みのたか
1
いつもの菊地秀行が全開。クトゥルーものなので、やはり多少の下地はあった方が楽しめるかなぁ。知らないとイメージがしにくいと思うので。2012/04/01
町蔵
0
本当に本人が書いたのか疑いたくなるほどの駄作。 いや、最後まで読ませたのはさすがの(ネームバリューの)手腕なのだろうから本人なのかもしれない。 菊池秀行ファンはこれで納得するのか?ふざけんな。 編集者「クトゥルーものでなんか書いてください」 ひどゆき「ほい。(すらすら~)」 某評論家「ーー驚愕なんたらうんたら奇跡の一遍」 閉口ものであるが、10年の歳月を超えて抗議したくここに記す。2017/12/16
夜酔雨
0
続編モノをいきなり購入してしまったのもあるけど、それを差し引いても氏の作品はアクセルべた踏み状態の展開の速さなのでポカーンとしているうちに終わってた印象が。魔界都市シリーズを読まないとじぇんじぇんわかんないですねこれは。
ほんだや
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某巨大掲示板で前情報は仕入れてはいたが…こんなにもクトゥルー×内原だったなんて!!!!!!ハァハァ!!なんだろうこの内原のしっとり夫婦具合…もっと読みたいぞー!!ルルイエでの同棲生活編とか出ないのかのう…。てか土間とヨグ・ソトホートの共同生活もええなぁ…。殺しちゃっても生き返らせて延々住み続けるのか…ハァハァ。下敷きがあるせいかいつもより奇想天外荒唐無稽な感が少ないかなーとか思ったり(クトゥルー神話自体が奇想天外ってツッコミはなしよ)2013/01/30
pgin
0
魔界都市新宿も妖神グルメもかじった程度だが、それなりに楽しめた。 神話的な部分を書き抜くと、盗まれた「死霊秘法」を巡るクトゥルーとヨグ=ソトホートの代理人の捜索がメイン。 バトル部分は素地が魔界都市なので、どこまでからスゴいレベルなのかよく分かりませんでした(´д`) 内原さんて「あれ、俺もしかして」とか思った事ないんですかね?2012/04/08