出版社内容情報
一緒にいたい。もう一日だけ――
犬と人の絆を描く感動ミステリー!
長崎県島原市。小学校の校庭に一匹の犬が迷い込み保護された。一方、東京の多摩川河川敷で身元不明の遺体が発見されるが、捜査線上に浮かんだ容疑者は行方不明で――。男はなぜ逃げるのか、どこへ向かうのか。自身も愛犬家の著者が愛をこめて放つ、傑作ミステリ―!
【作家デビュー15周年記念作品】
【目次】
内容説明
長崎県島原市。小学校の校庭に一匹の犬が迷い込み保護された。一方、東京の多摩川河川敷で身元不明の遺体が発見されるが、捜査線上に浮かんだ容疑者は行方不明で―。男はなぜ逃げるのか、どこへ向かうのか。自身も愛犬家の著者が愛をこめて放つ、傑作ミステリー!
著者等紹介
佐藤青南[サトウセイナン]
1975年長崎生まれ。「ある少女にまつわる殺人の告白」で第9回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞を受賞し、2011年同作でデビュー。2016年『白バイガール』で第2回神奈川本大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
愛玉子
44
飼い主とはぐれた犬が、小学校の校庭に入り込んだ。私もあったな、小学生にとって一大イベントよね、という長閑な印象から一転、犬の失踪に隠された事件が露わになっていく。転校生である小学五年生の心愛が感じている疎外感、そして子どもらしい純粋さと危うさが気になって、ずんずん読んでしまう。犬アレルギーの刑事さんは、以前にもお会いした気がしますが、毎回犬絡みの事件を担当しそうでお気の毒…(笑)個人的には、犬はそれだけで素晴らしい存在だと思っているので、ラストの展開は少々予想外でしたが、何にせよ犬は最高!ということです。2026/06/21
もぐもぐ
42
犬を飼っているので、愛犬への想いに感情移入してちょっと切なくなってしまった。長崎の小学校で保護された迷い犬のクララ。マイクロチップの情報から東京で飼われていたことがわかるが、それがやがて東京で起きた殺人事件と繋がってゆく。終盤のファンタジー展開にはちょっとたじろぎましたが、安堵する終わり方でよかったです。 #NetGalleyJP2026/08/28
kei302
40
佐藤青南さんの犬もの第3弾。犬目線で始まるプロローグ。 長崎県の小学校校庭に迷い込んだクララと東京の殺人事件、この二つがどう関係するのか? クララだけが知る事件の真相と飼い主の遠藤さんとクララの深い絆が読みどころ。子どもたちの純粋な気持ちが転入生の矢野心愛の孤立を助けたりと温かい繋がりも(ちょっとヒヤヒヤしたが)よかった。殺人やストーカーのような殺伐とした事件が出てくるが、エピローグで明かされるクララの姿に、そうきたか! と驚いたり納得したり安心したり。NetGalleyJP 2026/07/07
よっち
29
長崎県島原市。小学校で保護された犬。一方東京の多摩川河川敷で身元不明の遺体が発見され、犬をきっかけに繋がっていくミステリ。迷い込んだ犬クララは飼主が東京と判明、身元不明の遺体の捜査線上に犬を巡るトラブルが浮かんで、東京と島原が一本の線で繋がっていく展開で、愛する人を失い自暴自棄になった男が、クララと出会い人生をやり直そうとする姿や、引っ越してきた孤独な小学生との交流といった人間関係のすれ違い、上手く言葉にできない不器用な愛情を丁寧に描いていて、その後が描かれた最後のエピソードに少しだけ救われる思いでした。2026/08/04
fuku3
27
2026.8.13読了。シリーズ第3弾。と言っても刑事さんが共通と言うだけ。島原の小学校、5年2組の体育の授業中校庭に犬が迷い込んで来た。リードを付けたその犬はどうやら迷子らしい。生徒のひとり松尾君のうちは動物病院、そこで保護して貰う事に。内蔵されたマイクロチップの情報で名前はクララ、東京の目黒から来た事が解った…。子供達と犬の友情物語と言うほどではないが、犬好きの方は涙腺が緩む場面も⁉︎ミステリとしては殆どそのまま。可もなく不可もなし。これは児童書なとかと疑ってしまった。DV野郎はなぜ居場所解ったの⁉︎2026/08/13




