内容説明
銘和乳業課長のわたし(川村晶子)は、38歳にして14歳年下の児島くんと結婚を決意。だが、友人は好奇の目で見る、双方の家族の反応もばらばらで、賛成あり、微妙な品定めあり、断固反対もあり。くわえて、新しい人気ドリンクでも、難問山積。二人がウエディング・ベルを鳴らす日はいつのこと…。
著者等紹介
五十嵐貴久[イガラシタカヒサ]
1961年東京生まれ。成蹊大学卒業後出版社勤務。2001年『リカ』で第2回ホラーサスペンス大賞を受賞してデビュー。警察サスペンス『交渉人』シリーズほか、コンゲーム小説、時代小説、青春小説、家族小説など手がける分野は多岐にわたり、映像化作品も多数あるなど広範な読者の支持を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やも
86
目に見えないものを信じるって難しいね。好きって気持ちはどこから来るんだろうね。晶子38歳と児島君24歳。2人は結婚を前提に付き合う仲良しカップル👩❤️👨しかし親にその報告をすると、手放しで応援はしてもらえず…💦やー、晶子のお父さんはじめ、全員の言うことが分かるわぁ。反対意意見も出るわな、そりゃ☹️それにしてもこのシリーズは恋愛と仕事の塩梅が良くて、面白いね。で、ちょっとまいっちゃうね〜こんな終わり方は🤦💦1番いいとこでぶった切るやん!?すぐに続編へGO🏃💨★42022/07/16
優花 🍯モグモグ
78
終始やきもきしながら読みました。確かに14歳年下の男性と結婚するというのは高すぎる壁。まだまだ晶子と児島くんの試練は続きそう。この二人がどうなっていくのか気になります。2016/04/29
紫綺
77
う~ん、完全なる消化不良。読みやすいし、先が気になるから、サクサクと読めてしまうのだが、野球の中継ぎ投手のようで焦れったい。重要なんだけど、結果は解らない。年齢差を繰返しすぎだろう。フラストレーションが堆積されていく。溜めて溜めて、次作でスパッとハッピーエンドに持っていくのだろうか?早く続きが読みたい!!2011/10/19
ヒロ@いつも心に太陽を!
75
私は皆が酷評するほどつまらなかったと思わないのだけど、やっぱタイトルがまずかったのではと(笑)前作で女性にとっては理想的な年下の彼氏が晶子さんできて、次は結婚式だよね!とハッピーエンドを期待して読むからがっかり度合いが激しいのだろう。現実に14歳年下の彼と結婚てなったら、作中ほどの堂々巡りはなくてもそれなりの反対にはあって揉めそうな気するけどなー。児島家の女性陣とか女友達の反応には「作者はよく観察してるなぁ」と感心(´ω`*)とはいえとりあえず皆が期待するラストの続編書かないとまずいですよ、作者さん☆2011/07/13
kumicom
73
タイトルに偽りありだよー。まさかこんなとこで終わるとは。晶子に近い年齢だけど、100%共感できるかと言われればそうでもなく。前作で、まるでおとぎ話だと感じたけれど、結構現実感増してきた。前作のラストはあんなに情熱的だったのに、「好き」って気持ちも単なる惰性みたいになってるし、真剣ならもっと考えるべきだと思うんだけど、なんだかのらりくらりしてた気がする。晶子自身がちょっと不安だったり将来に不安を持つのがわかるから周りもすっきり賛成しないんじゃないの。晶子はアラフォーの希望の星なんだから頑張ってもらわなきゃ。2015/07/03
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