• ポイントキャンペーン

荒俣宏・高橋克彦の岩手ふしぎ旅

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 214p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784408535739
  • NDC分類 915.6
  • Cコード C0026

内容説明

巨石信仰、蝦夷の暮らし、山上の民、義経伝説、ミイラ保存、遠野民話、供養絵、ナニャトウヤラ、密銭、隠し念仏。中央との戦いに敗北を重ねた歴史の裏側に秘された願いと祈り。隠された岩手の底力と誇りを詳らかにする。

目次

岩手県中央を歩く(ドキュメント「岩手ふしぎ旅」第一回 盛岡編;対談 “発掘”蝦夷の国の文化と歴史;盛岡周辺注目スポット;埋もれていた幽霊画の名作―方齊を発見!;知らなかった供養絵額・外出仕候の世界)
岩手県南を歩く(ドキュメント「岩手ふしぎ旅」第二回 平泉編;対談 平泉から遠野へ 県南文化の表裏;対談 遠野から東和へ 民衆の習俗と信仰;平泉周辺注目スポット)
岩手県北を歩く(ドキュメント「岩手ふしぎ旅」第三回 二戸編;対談 県北の秘められた暮らし;二戸周辺注目スポット;岩手の歴史を彩るヒーローたちの魅力と謎;鼎談 岩手の魅力を再発見する旅)

著者等紹介

荒俣宏[アラマタヒロシ]
1947年東京都生まれ。サラリーマン生活を送るかたわら雑誌「怪奇と幻想」を編集、退社後は翻訳家として独立。1987年小説『帝都物語』がベストセラーとなり、同作品で日本SF大賞を、89年には『世界大博物図鑑第2巻魚類』でサントリー学芸賞を受賞。膨大な知識を駆使して、神秘学、博物学、風水など、多分野にわたり、精力的に文筆活動を続けている

高橋克彦[タカハシカツヒコ]
1936年岩手県生まれ。ホラーから歴史、伝奇小説まで幅広いジャンルで活躍する現代日本エンターテインメント小説界を支える第一人者の一人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

初美マリン

49
岩手は、負けの歴史、だから資料が残っていないといいながら平泉にしても都に負けない力がありながらそれを隠す。奥深いところでした。2018/07/16

たいぱぱ

13
蝦夷って東北にあったんだ。知らなかった(^.^;。〈征夷大将軍〉とは蝦夷を征服と意味か!と44歳で気付いた。恥ずかしっ。東北は負け続けてたので、歴史が消されてるというのもロマンを掻き立てられます!2013/01/19

ゆっき~

6
そうか、悪路王は東北を舞台にした伝説だったのか。そういえば朝廷に負けた他の豪族たちも妖怪にされていたなあ。東北は負け続けの歴史、かあ。事実はひとつでも見方によって変わるのが歴史の面白さかも。遠野について読みたかったのに、困ったな…読んでいる内に平泉にも行きたくなりました。2013/01/26

nemunomori

5
「荒俣宏さんと高橋克彦さんと行く、誰も知らない岩手」なんてツアーに参加した気分になれて、楽しかった。実際にお二人と旅したら、テンションの高さについていけるか心配ですが。2012/11/10

Celeste

4
岩手はおろか,東北地方に一度も行ったことがない。すごく興味をそそられる場所が盛りだくさんで,岩手に行きたくなる。まずは阿弖流為を再読しよう。2013/03/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/605718
  • ご注意事項