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  • サイズ B6判/ページ数 269p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784408535241
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

「膨大な文字列をひとめで記憶できる」という類い稀な能力を持つ反面、人並みの恋愛には縁遠い、大手ネット通販会社勤務、有村ちさと・26歳。社内の派閥争いに利用され、個人情報漏洩事件に翻弄されながら、彼女が手にいれたものは…?新感覚オフィスクライシスノベル。

著者等紹介

平山瑞穂[ヒラヤマミズホ]
1968年東京都生まれ。2004年に『ラス・マンチャス通信』で第16回日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

巨峰

39
現実的かもしれないけど、それでいいのか?と思う結末を除けばなんだか応援したくなる小説でした。2023/04/23

ひめか*

24
もっと読まれるべき!恋愛不向きで英字の並びに必要以上に反応する、風変わりなちさとを巡る仕事小説。明らかに父の血を継いでいる。嫌にならない丁度良い具合の推理も入り、笑えて爽やかなラスト◎面白くてどんどん読み進めてしまう。特殊能力を武器に図らずも社内の不届者を退職へ追いやったものの、それを機に生じた個人情報漏洩事件。皆ハッピーに終わる形にもっていったのは正しい選択だったのでは。確かにこの調子で恋愛は無理だろうと思ったが、事件を通して出会えた沖津には同じ匂いを感じうまくいきそうと思った。二人の行く末が気になる。2018/09/13

CAFECAFE

11
「有村ちさとによると世界は」を読む前に、シリーズ物と知り、先にこちらを読む。父の影響を受けたちさとは語学堪能で、文字や数字を見ただけで覚えられる特技の持ち主。毎日スーツでかっちり武装して職場に臨むも、個人情報流出と言う大失態をやらかしてしまう。通じ合うのは愛だ運命だ、ではなく、通信規約を持って来たのが面白く、不器用な二人にはしっくり来る。事件を超えて心を通わせた、奇特な二人が愛おしい。次では父の謎が明かされるのかな?と思うと楽しみだ。2010/10/18

もりの

7
好きな作家さんなんだけどこの作品に関しては後味が悪かった。ラストが、そんなのアリ〜?という終わり方。。2020/07/11

和尚

6
なかなか面白かった。ただ、何でか少し不完全燃焼、何か色々にリアリティがあまり無かったからかな?とりあえず意味のわからん英語の服は敬遠することにしよう…。2011/03/04

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