内容説明
明治の文豪・漱石の孫である著者が、初めて偉大な祖父に向き合った大好評既刊『漱石の孫』発表から3年…今度は漱石が残した名作群の批評に初めて挑む!現代を代表するマンガ批評家である孫は、祖父・漱石の文学をどう読むのか…。
目次
プロローグ 吾輩は孫である
第1章 ホトトギス時代
第2章 朝日新聞入社時代
第3章 修善寺の大患後
第4章 晩年
終章 文学論、手紙、鏡子夫人
著者等紹介
夏目房之介[ナツメフサノスケ]
1950年生まれ。青山学院大学史学科卒。マンガ・コラムニストとしてマンガ、イラスト、エッセイ、講演などで活躍中。特にマンガの表現を中心にした評論を活発に展開し、海外でもマンガ評論家として高い評価を受けている。その活動が評価され、1999年には第3回手塚治虫文化賞特別賞を受賞。NHK「BSマンガ夜話」レギュラーをはじめテレビ出演も多い。文豪・夏目漱石は祖父。2003年には、初めて本格的に漱石に向き合った著書『漱石の孫』(実業之日本社)を発表、絶賛を浴びる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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