内容説明
100万人の真面目な女の子に捧げる異才トカジ、初の恋愛小説。女の子なら誰もが経験したはずの、不確かな恋物語。
著者等紹介
戸梶圭太[トカジケイタ]
1968年東京生まれ。学習院大学文学部心理学科卒業。『闇の楽園』で、第3回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞してデビュー。映画監督やイラスト、クレー制作、写真など、マルチな才能で活躍中
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のじ
4
恋愛小説…?毎日遅くまで仕事して、トラックが走る危険な橋を渡って帰る女性の毎日を戸梶流に描いた話で、それほど起伏もない。途中に出てくる性行為の描写が前半の山場かも?最後まで読んで、何がどう、というのではないけど、よく本にしたなあ…、という気もするようなしないような。2021/03/20
mare
4
もうあれだあれ。橋が悪いんだ全部橋が悪い。橋の向こう万歳。突き抜けてて笑った。2016/02/25
のりすけ
4
延々と芳美ちゃんの愚痴と呪詛を読まされて、しかもそれがすごくエロくて、それでもなぜか不快にはならず、芳美ちゃんガンバレーと応援してしまう自分は、なんて優しいおばちゃんか?と思った。2014/10/19
Cinnamon
2
図書館本。主人公が憂鬱で愚痴ばかりの毎日を過ごす様子が、これでもかというほど陰鬱な描写で描かれています。2016/12/06
Buch
2
なんとももやもやする話。結末はある意味すっきりすると言えなくもない?2013/10/31