内容説明
「福原市は鏑木一真の地元ではありませんか」―次期総裁候補・鏑木の金権構造を解き明かす記事がもとで毎読新聞社に辞表を提出せざるを得なくなった藤中に、上司が紹介してくれた就職口は、鏑木の地元・福原市にある地方新聞・福原新報だった。市庁、警察、マスコミ、金融機関、企業、ほとんどすべてに鏑木の息がかかった福原にあって、唯一、ジャーナリストとしての気骨を示す武富社長のもと、藤中の新たなる戦いが今はじまった!武富の美しい娘・淳子とともに正義の実現した福原で本当の美味しい夜明けのコーヒーを飲むために…。森村ミステリーの真骨頂。
著者等紹介
森村誠一[モリムラセイイチ]
1933年1月、埼玉県熊谷市生まれ。青山学院大学文学部英米文学科を卒業後、10年にわたるホテル勤務を経て、’69年『高層の死角』で第15回江戸川乱歩賞、’73年『腐蝕の構造』で第26回日本推理作家協会賞をそれぞれ受賞。その後も『人間の証明』(第3回角川小説賞受賞)や、棟居刑事シリーズなどで人気を博す。社会のゆがみに鋭いメスを入れる作風は多くのファンを魅了してやまない
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