内容説明
待ち続けて、待ち続けて。野に咲く花のようにたおやかに、秘やかに…殺人、裏切り、白昼夢…古都・京都を舞台にサスペンスフルに描く第一作品集。書き下ろし作品を含む全7編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
miyumiyu
26
初・柴田よしき作品。人の心の黒い部分を中心に描いた短編集。京都を舞台に、情緒豊かな風景描写と、京都弁もよかった。ブラックだけど柔らかい。2013/09/16
おれんじぺこ♪(17年生)
25
京都を舞台にした短編集。久しぶりの柴田作品、どれもよかった♪ちょっと背中がゾクっとするのもあり、切ないのもあり…。なんとも言えない読了感、柴田さん好きだなぁ♪2013/08/26
星落秋風五丈原
22
「つつじ幻想」馴染みの編集者川辺と久々に飲んだ作家の沙羅は昔話を始める「幸せの方角」がしみじみとしていて良かった。この著者は「桜さがし」でも京都を舞台にしていたような記憶が…。2001/05/25
ぱんだ705(♡˙︶˙♡)
12
京都を舞台にした短編集。殺人や裏切りがあり、ドロドロ感もあるんだけど、どの話も人の思いの切なさを感じる事が多かった。中でも「幸せの方角」で感じた切なさが好きかな。2014/09/24
calaf
12
デジカメがまだ珍しかった時代の作品か...京都では正月飾りの一夜飾りの方が当然な土地なのか...それにしても、京都って不思議な雰囲気のある街だ...2012/12/15




