内容説明
ブライダルフェアを訪れた女子大生・塚川亜由美と親友の神田聡子は、知人の一柳徹と出会った。フェアスタッフの河本みどりによれば、結婚を控えた彼は式の日程もドレスも一人で決めて、婚約者が一度も姿を見せていないという。一柳の花嫁は実在するのか?本当に結婚するつもりなのか?亜由美に調査を依頼したみどりだったが、仕事帰りに何者かに襲われて…。表題作のほかに「花嫁たちの袋小路」を収録。
著者等紹介
赤川次郎[アカガワジロウ]
1948年福岡県生まれ。76年『幽霊列車』で第15回オール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。80年『愛妻に捧げるレクイエム』で第7回角川小説賞を受賞。2006年、第9回日本ミステリー文学大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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なな
20
赤川さんのシリーズものは ほとんど読んでるので このシリーズもどうしても手をだしてしまう。もうストーリーとか面白さとか超越してて ただただ赤川ストーリーを楽しんで 登場人物に久しぶりに再会するのが醍醐味かもしれない。2015/04/14
星落秋風五丈原
13
花嫁シリーズ。一度も花嫁を結婚式場の打ち合わせに連れてきたことがない男性が主人公の表題作と、訳ありの過去を持つ花嫁とその母親の物語の2本立て。妄想ってこわいな。軽く読める。殿永刑事の姪まで登場。だんだん亜由美の家族化してますねこの人。2015/01/09
はる
12
新刊が出るのを楽しみにしてるシリーズの一つ❗気軽に読めて安定感がある作品。私としては最近亜由美の恋人の谷中の登場が少なくてすっかり影が薄くなってるような気もします(*´ω`*)もう少し二人の絡みもみたいな2015/03/20
小梅さん。
9
もーー。ドンファンったらw そして、亜由美両親もナイスキャラで好き。2015/01/18
蕭白
9
新刊が出ると、ついつい読んでしまいます。今回もあっという間に読み終えてしまいました。2015/03/08