Joy novels
ガリレオの小部屋

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  • サイズ 新書判/ページ数 313p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784408505091
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

内容説明

中堅の文芸編集者が、新人賞応募原稿の中から才能ある男女合作の作品を見い出した。その作家はなぜか、男の側しか姿を現わさずに…(『無人の市』)。かつて巨額詐欺事件を起こした会社に勤めていた女性が自殺した。素直な性格だった彼女の遺品を、同級生が整理していたところ…(『流星』)。アメリカを二周半する旅の途上、ミネソタ州の街に二度立ち寄った私。そこで出会った大らかな性格の日本人たちと過ごすうちに…(『ガリレオの小部屋』)。

著者等紹介

香納諒一[カノウリョウイチ]
1963年神奈川県出身。早稲田大学文学部卒後出版社に勤務。91年、「ハミングで二番まで」で第十三回小説推理新人賞を受賞。92年、『時よ夜の海に瞑れ』で長編デビュー。99年、『幻の女』で第五十二回日本推理作家協会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

秋芳

1
重く切ない短編集。淡々と人生を語るような文章は哀切に満ちている。 起伏のある文章ではないが、全体に流れる物悲しさが特徴的。 しかし、読後にずっしりと残ったり、胸に染みると言った印象ではない。 淡々と語られる、寒々しく物悲しい人生の断片といったところか。2007/05/15

はっか

0
全編通して、何故だか淡々とした印象が残った。2009/10/26

may

0
短編集。『冬の雨にまぎれて』と『ガリレオの小部屋』がよかった。『冬の雨にまぎれて』の結末に驚かされた。自分が正しいと思い込みすぎると主人公のようになりそう。2009/08/25

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