内容説明
女子大生・塚川亜由美が親友の聡子とホテルのラウンジへ行くと、昔の家庭教師・岐子と出会った。岐子はフィアンセと待ちあわせ。これから二人で、岐子の友人の結婚一周年パーティが開かれる山荘へ行くという。だが、岐子はいまいち浮かない様子。あの結婚式の夜の出来事が思い出されて…。そして二日後、山荘にいる岐子から亜由美に電話があり、殺人事件が起きたという!表題作ほか一編を収録。
著者等紹介
赤川次郎[アカガワジロウ]
1948年、福岡生まれ。1976年『幽霊列車』でオール読物推理小説新人賞を受賞。以後、長編に短編に、次々と才気あふれる作品を発表。1980年には『悪妻に捧げるレクイエム』で角川小説賞を受賞する。ユーモアミステリーのほか、恋愛小説、シリアスものなどその多彩な作品世界は、絶大な人気を誇っている
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