内容説明
長野県警豊科署刑事・道原伝吉のもとに、ある女子大生から相談があった。友人から「人を殺したい」という気持ちを打ち明けられたのだが、どうしたらよいかという。道原は看過することが出来ず、その、人を殺したいという女子大生の身辺を調べはじめた。すると、彼女の意外な過去が浮かび上がってくる―。北アルプスの春山を舞台に起こる殺人事件。道原が追う真犯人の影とは。
著者等紹介
梓林太郎[アズサリンタロウ]
長野県生まれ。登山歴40年。昭和55年、作家デビュー。山岳推理小説の分野で活躍しつづけている
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