内容説明
ダイビング・メッセージから、ダイイング・マッサージまで。密室のマンションから、定番・雪の密室まで…。警視庁からなぜか神奈川県警に出向になった自称・敏腕刑事、半任優里と、つぶらな瞳にショートヘアのおとぼけ刑事、南登野洋子の前に次々現れる不可解で突飛な事件。中華飯店・酩淡亭に住む、なんと117歳の論語研究家・明丹廷が血を吐きながらも(!?)謎を解く。
著者等紹介
鯨統一郎[クジラトウイチロウ]
『邪馬台国はどこですか?』が創元推理短編賞の最終候補に残り、同作品を収めた短編集で作家デビュー。大胆な歴史解釈をもとにした独特の作品が話題を呼び、次々と個性あふれる作品を発表している
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