内容説明
日韓共催W杯でチュニジアを2―0で破り、歴史に残る日本16強入りに沸く夜、渋谷で黄金色に彩られた男性の左足首が見つかった。その四カ月後、日本代表チームのシンボルマーク八咫烏のルーツである那智・熊野方面へ休養の旅に出た志垣警部と和久井刑事は、紀伊半島内陸の山深い十津川村にある日本最長・谷瀬の吊り橋付近で金色に彩られた「新しくて古い」右足首を発見。さらに北海道・小樽で第三の足が見つかった。
著者等紹介
吉村達也[ヨシムラタツヤ]
1952年生まれ。東京出身。一橋大学商学部卒。ニッポン放送ディレクター、扶桑社編集長を経て1990年、専業作家に。推理作品シリーズ、ホラー作品、さらには英語学習の著書から舞台脚本など、個性的かつ精力的な執筆活動を展開
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