内容説明
「私がアブ・サヤフの司令官―ハッサン・カラウだ。諸君らは身代金の支払いが終わるまで、この地に滞在してもらう」フィリピンの観光地でイスラム過激派に誘拐されたアメリカ、ドイツ、オーストラリア、フランスそしてニッポン五ヶ国の観光団。高額な身代金要求に、親族たちは隠密裏に元外人部隊兵に救出を依頼した。戦闘のエキスパートたちが狂信的テロリストたちと死闘を展開。
著者等紹介
柘植久慶[ツゲヒサヨシ]
1942年愛知県生まれ。65年、慶応義塾大学法学部政治学科卒業。在学中より海外を歩き、61年コンゴ動乱、62年のアルジェリア戦争、70年からはインドシナで対ゲリラ戦争を戦った。85年より作家に転じ、『ヒトラーの戦場』などの軍事史関係、『グリンベレーの挽歌』などの冒険小説、『遙かなる烽火』などの歴史小説をはじめ、幅広い分野の作品がある
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