じっぴコンパクト文庫
地図に秘められた「京都」歴史の謎

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  • サイズ 文庫判/ページ数 191p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784408456737
  • NDC分類 291.62
  • Cコード C0121

内容説明

地図の右側に「左京区」、左側に「右京区」があるのはなぜ?東京に行くのが「上京」で、京都に行くのが「上洛」になった理由とは?「西院」と書いて何と読む?…など、古都京都には地理・地名・地図に隠された歴史のエピソード、ちょっと変わった見どころ、ミステリースポットや不思議な地名がもりだくさん。定番の見どころを見てまわるだけでは気づかない「京都」を、より深く知るための1冊です。

目次

第1章 不思議地図―京都の謎を歩く(地図の右側に「左京区」左側に「右京区」がある不思議;京都独特の住所のあらわし方「上ル」「下ル」「東入ル」「西入ル」ってなに? ほか)
第2章 新名所案内―ガイドブックに載らないもうひとつの京都(いまも残る志士たちが駆け抜けた幕末の京都;東寺はあるのになぜか西寺が存在しない理由 ほか)
第3章 魔界案内―京都のミステリースポットをめぐる(鳥辺野―人々の亡骸が野ざらしにされた風葬の地;養源院―手形や体の形の血痕が天井に浮き上がる ほか)
第4章 珍名・奇名―ユニーク地名のルーツをさぐる(京の七口―今も地名に残る「口」とは何を指しているのか?;天使突抜―天使を突き抜けてしまう?なんとも大胆な地名 ほか)
第5章 歴史地図―都誕生の陰に“地の利”あり(日本三景のひとつ「天橋立」の建設日数はなんと三五〇〇年!;琵琶湖に次ぐ大きさ かつて京都に巨大な湖が存在した? ほか)

著者等紹介

森谷尅久[モリヤカツヒサ]
1934年、京都市生まれ。立命館大学大学院文学研究科修士課程修了。都市文化史、生活文化史、情報文化史を専攻。京都市歴史資料館初代館長、京都市文化財保護審議会委員、平安遷都1200年協会理事、京都大学講師、栗東市芸術文化会館館長などを経て、武庫川女子大学名誉教授。京都の文化、祭事、歴史、風俗についての第一人者であり、京都検定公式テキストの監修も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆーり

13
購入したのは去年ですが、京都に行く予定があったので、ついでに。ガイドブックや他の本を読んでてあまり目新しいことは無かったけど、珍名、奇名の項で由来が出てて、これは知らなかった♪ 各項目とも3ページほどで、気軽に読めます。内容も凝縮してて面白い。ただもう少し画像があるとよかったかも。2017/05/19

ぼいど

1
地名の読み方や京都の住所の仕組みとかは住人になったことのない身としては勉強になったなぁとゆー感じですが、この本についてはどーしても一言言いたいのは、「何故挿絵で地図をもっとガンガンいれないのか」。まぁ字で読んでわからない書き方はしてないと思いますが、付録でも挿絵でも地図があればどれだけ伝わり方が違うかとゆー点を少し考えてほしかった。ま、そーすると厚くなったり値段が上がったりするんでしょーけど^^;2017/01/27

にお

0
京都に関する雑学など68の項目が掲載されていますが、消化不良の部分もあります。 例えば、「一口」については農民の神事説など多数ありますが、疫病説しか紹介されていません。2020/01/14

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