出版社内容情報
ビジネスマンが知っておくべき会計学の知識を即スキルアップに繋げる一冊。経営戦略の策定に活かせる会計学の思考と事例が満載。
内容説明
さまざまなビジネスシーンでカギを握る管理会計―もう、マネジメントで迷わない!会社を活かす意思決定ができる!新製品の価格決定、コストの削減、不採算事業からの撤退…経営コンサルタントとも対等に話せる思考が身につく。
目次
Business Scene 管理会計の知識で読みとく経営ストーリー(コスト削減と合理的な意思決定;値下げによるシェア奪回、評価指標とアクションプラン ほか)
1 会計の知識なくして管理会計なし(損益計算書(P/L)
貸借対照表(B/S) ほか)
2 原価を知り、管理する(管理会計の「原価」とは;直接費と間接費 ほか)
3 利益管理とその実行(利益計画;予算管理 ほか)
4 戦略的意思決定に必要な管理会計の知識(機会原価;埋没原価(サンクコスト) ほか)
著者等紹介
渡辺康夫[ワタナベヤスオ]
ビジネス・ブレークスルー大学大学院教授、有限会社知識創造研究所代表取締役社長。1970年、早稲田大学大学院理工学研究科修士課程修了(工学修士)。慶応義塾大学大学院経営管理研究科修士課程(MBA)及び博士課程所定単位取得(経営学博士)。三井東圧化学(現三井化学)、エッソ石油(現JXTGエネルギー)、情報通信総合研究所、早稲田大学ビジネススクール客員教授を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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akiapa2
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原価割れしても利益が増えるのであれば値下げの意思決定は正しい。一方で限界利益マイナス事業に経済合理性はない。予算計画はまず全社の目標利益を策定することから始まる。予算をつけることは行動を促し戦略を実現するためのツールになる。予算管理はPDCAサイクルで行う。Check のサイクルでは進捗の要因を内部&外部要因に整理して分析する。意思決定には判断基準を明確に定めておくことが肝心。消費済の埋没費用は意思決定には影響を与えない。手余り発生時は材料費、手不足発生時は価格分の損失となる(手余りより大きい)2021/07/11
中林助手2
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分かりやすかった。買おうかな、また借りようかな。2018/04/22