出版社内容情報
日本の海で見つかる貝271種をフルカラーで紹介。美しい大判写真とともに、生態や形から採集、標本のつくり方まで丁寧に解説。
内容説明
生態から文化までよくわかる。採集、標本のつくり方ガイドつき。日本の海で見つかる!オールカラー全271種。
目次
第1章 貝のつくりと生活(貝のグループ;貝のつくり ほか)
第2章 人の暮らしと貝(人の生活に使われる貝;魔除けやお守りに使われる貝 ほか)
第3章 貝の図鑑(岩礁にすむ貝;砂地にすむ貝 ほか)
第4章 貝の収集ガイド(海に潜む危険;貝の観察、収集方法 ほか)
著者等紹介
池田等[イケダヒトシ]
神奈川県生まれ。「貝千種 池田屋」館長、元葉山しおさい博物館館長。専門分野は海洋生物学(特に貝類・甲殻類の分類、生態)。日本貝類学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
榊原 香織
58
アイスランドガイは500年生きるそうです。サザエでも7年以上。 貝って意外に長生きですね。 真ん中が欠けてる貝、浜辺で見かけるけど、カニに食べられたものだとか。 タコブネも掲載2023/07/19
糸車
27
山の中で育ったので海は子供会のバス旅行や学校の潮干狩りで行くものでした。水族館で展示されている貝殻はとても美しく、憧れたもの。カラーで原寸大の貝殻がどっさり掲載されているのでつい興奮。採取の仕方も標本の作り方も載ってます。昔、少女漫画で海に行くと桜貝を見つけるシーンが定番だったんですが、実際に見つかっても欠けていたり、粉々になっていたり完全な形のものに出会えたことはないですね〜。残念。2018/02/22
kenitirokikuti
6
図書館にて。貝貨について調べるうち、そうか、中国のあのつるつるの陶磁器の壺って、さかのぼると貝貨であったタカラ貝を模したもんなんじゃないか、という考えが浮かんだ▲先にワニについて調べてて、恐竜みたくデカいワニは最近までエジプトから東南アジアにかけて(新大陸にもいるが)生息していた。龍に足があるのはワニだったから、と▲韓愈の鰐魚文という故事がある。人喰いワニを追い払ったというもの。2023/01/28
7a
4
中身は苦手だけど殻を眺めるのは楽しい。2019/10/06
香哉
4
図鑑だけど、雑誌のアクセサリーページみたいな配置になっていて楽しく読める。 キレイな貝をぼんやり眺めていたら、子どもの頃に読んだ『ゆらぎの詩の物語』わたりむつこ作/本庄ひさ子絵/を思い出した。美少女小人くりなが吹いていた貝笛はたぶんイトマキナガニシ… うっとりしていたら、後半の採集ガイドのガチっぷりに驚愕。世界の貝愛好会と仲良くなって交換とか、深すぎるΣ(゚Д゚)2019/06/26
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