内容説明
天の神が、絶滅危惧種をひきつれやってきた!漫画『動物からの訴え』を掲載!絶滅危険度を★の数で表示!裁判形式で、絶滅危惧種の生態、原因、現状をわかりやすく解説!知識のすきまを埋めるコラム満載!
目次
プロローグ 動物からの訴え
第1章 棲息地をめぐる裁判(原告ボルネオオランウータン;原告オサガメ;原告ヨウスコウカワイルカ;棲息地を追われた絶滅危惧種)
第2章 外来種をめぐる裁判(原告グアムクイナ;原告ディンゴ;原告コブクビスッポン;外来種にまつわる絶滅危惧種)
第3章 乱獲・害獣駆除をめぐる裁判(原告トラ;原告キタシロサイ;原告キングコブラ;乱獲や害獣駆除による絶滅危惧種)
第4章 故郷と自立をめぐる裁判(原告メキシコサンショウウオ;原告フタコブラクダ;原告ゴールデンハムスター;野生絶滅と保全により回復した絶滅危惧種)
著者等紹介
大渕希郷[オオブチマサト]
1982年、神戸市生まれ。京都大学大学院博士課程で動物学を専攻。その後、上野動物園・両生爬虫類館の飼育展示員を経て、2013年より日本科学未来館で科学コミュニケーターをしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
- 評価
京都と医療と人権の本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
おひさま家族
6
小3次男ひとり読み。被告→人間、原告→絶滅危惧種。当然全部人間が有罪(-_-;)2019/03/10
noko
4
絶滅した、もしくは絶滅の恐れがある動物達の説明。主になぜ絶滅するに至ったのか、絶滅しそうな理由を解説しているのだが、まぁほぼ我々人間のせいですね。人間だけがこんなに繁栄して、他の生物の命を奪ったり、利用したりして生きている。人間の活動のせいで、外来種問題も起こり、影響が出ている。漫画もあって、読みやすい。どちらかと言うと、子供向けで小学校高学年位から読めます。毛沢東が良かれと思って、四つの害獣を徹底的に駆除し、農作物の収穫を上げようとしたのに、結果は収穫が減ってしまった話も載ってた。バランスが大切。2025/10/01
わーいわーい
2
小3の娘と楽しく読みました。娘は、ラッコとゴールデンハムスターが絶滅危惧種だと知ってすごく驚いていました。他の生物に多大な影響を与える生物を生態系エンジニアというそうです。我々人間のことです。また、生態系を守るために、旬のものを食べるということはたくさんあるものを美味しくいただくということで動物の保全になるそうです。身の周りの生物との関わりを知ることができて良かったと思います。2019/11/07
ryo
2
次女2018/03/21
ヤマシタ ナオコ
2
友達の子供にプレゼントした本を自分用に再購入。子供向けの本だけど勉強になる。2017/01/17