内容説明
「違い」こそが新鮮で面白い!方言と県民性の深~いカンケイ。他県民にとっては勘違いのタネ!共通語と同じ発音でも意味は別って…ご当地の言葉と文化を県別に大解剖!
目次
第1章 心の広さは広大な土地譲りたまに大雑把になる―北海道
第2章 過酷な環境から作られた頑固さゆえの我慢強さ―青森県
第3章 地味な言葉に隠された懐深い親切心―岩手県
第4章 格好つけるだけじゃない気前の良さは東北一―秋田県
第5章 雪国特有の寒さと真夏の猛暑ギャップを秘めた―山形県
第6章 目立つことが大好きあたらしもの好きの都会っこ―宮城県
第7章 歴史と地理が生んだ福島県の三つの性格―福島県
著者等紹介
篠崎晃一[シノザキコウイチ]
1957年千葉県生まれ。東京女子大学教授。専門は方言学・社会言語学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
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かおりんご
34
方言っておもしろいですね。青森好きなので手にしましたが、他の県にも行ってみたくなりました。方言が分からなければ分からないほどいい!といいつつ、最近自分の方言を使わない私。方言を出しまくってみますか(笑)2014/08/09
リトル
7
★★★★ じぶんメモ:「なんもなんも」とは、「いやいや、ちっとも、気にしないで」のこと。方言だったのですね... 共通語だと思って使っていました...2014/07/14
ちいちゃん
3
ふーん。(o・ω・o)て感じでした。東北6県と北海道をこのページ数で網羅しようと思うと、どうしても一つ一つの密度は落ちてしまいますよね。それなりに面白かったし、それなりに勉強にもなったけど、「それなりに」がつきまとう。睡魔との闘いでした。2019/04/04
ZEPPELIN
3
隣接する青森や山形と言葉が似ているのは当然として、繋がっていない北海道や福島とも共通の方言が結構あることに少々びっくり。やっぱり北国だな〜と実感する。もちろん秋田県内でも全く同じ方言が使われているわけじゃないので、秋田の章でも聞いたことないものがちらほら。「腹つよい」は満腹の意味でしか使わないし、その意味でしか聞いたこともない。これが「態度が大きい」の意味になる地域はどこなんだろうか。そういう細かい部分にも言及してほしかった2015/02/03
めんたいもちチーズ
0
県内から出て初めて知った地元方言のあるあるが詰まった一冊でした。県外に出てなかったらこの本で知っただろうなぁ… 隣県を含め、とても親しみやすい東北方言入門書的一冊でした。2017/10/01