内容説明
カロリー消費が目的の「エクササイズウォーク」は体への負担が大きい!腰痛、外反母趾、膝痛。歩き方を見直せば、日々の暮らしが大きく変わります!
目次
1 腰痛・膝痛・外反母趾の原因は「歩き方」にあった(動作と「からだの痛み」;「歩き」を変えた日本人;「からだ」の痛みと「歩き方」)
2 からだの「痛み」を防ぐ日本人らしい「歩き方」(「腰を立てる」姿勢をマスター;「外また」で歩くレッスン;「かかとを踏み、膝を曲げる」歩き方;「上半身を使う」とさらに合理的)
3 身体特性を活かす歩き方「単え身」歩行法(人間は「左重心」「左回り」;究極の歩行法「単え身歩行」)
著者等紹介
木寺英史[キデラエイシ]
1958年、熊本県生まれ。筑波大学体育専門学群卒業。九州共立大学スポーツ学部准教授。常歩身体研究所代表。小田伸午(関西大学人間健康学部)、小山田良治(五体治療院代表)ともに、常歩研究会を主宰。剣道教士七段(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
更紗蝦
14
ダイエットやエクササイズ目的の「エネルギーを多く消費する歩き方」ではなく、腰や膝の痛みの軽減を目的とした「身体に負担がかからない歩き方」を推奨している本です。「なぜ現代の日本人は身体に負担がかかる歩き方をするようになったのか」の説明に多くのページを割いており、その理由は、明治政府が国民皆兵化にあたって「洋式軍隊」に必要な身体動作(特に「隊列を作って歩く」こと)を国民に義務教育で教え込んだためである…と分析しています。音楽教育も、「行進」に必要な4拍子のリズムを身に付けさせることを目的としているそうです。2018/01/16
まぶだむ
3
ジムで試してみたものの、よほど意識して歩かないと、すぐに軍隊歩行に戻ってしまう。まずは足幅を保つ事からかな。2021/04/17
イチ
2
★★★★★ストレチもわかりやすい。負担のかからない歩き方が、非常に良くわかる2014/06/13
chusan
2
常歩(なんば)理論、身体の左右2軸動作を活用するウォーキング。昔の日本人の歩き方であり、日本人の骨格に合い、スムーズな体重移動を体感できる歩き方だそうです。 さっそく試して数パターンの歩き方を楽しみたい。2014/05/09
MATSU231
1
すべてのエクササイズをやるのは正直難しい。原理を理解した上でつまみ食いで十分なのでは。と言いながらも原理すらまともに消化できないもどかしさ。2019/04/01