内容説明
地理や地名、地図から見える東京の意外な歴史と真実。東京が面白くなる知的ガイドブック。
目次
第1章 「江戸」から「東京」へ巨大都市のルーツをさぐる(江戸幕府が長期政権を維持しえたのは江戸城の立地にあった!;江戸城を守るため鬼門に建てられた寛永寺と増上寺 ほか)
第2章 地図から浮かびあがる東京変貌のナゾ(なぜ銀座には、橋もかかっていない場所に「○○橋」の地名が多いのか?;東京の一等地・銀座には住所がない場所が存在する! ほか)
第3章 交通の発達にみる東京の過去・現在・未来(どこからどこまでを「江戸前」と言うのか?水産庁の定義とは?;えっ、存在していなかった!?「埼京線」なる路線の真実 ほか)
第4章 地形に隠された地理の不思議(赤羽の赤い羽根とは?由来は関東ローム層の赤土にあった;どうやって引けばよいのか?山の手と下町の境界線 ほか)
第5章 地名から読み解く東京の歴史(寺にちなんでいる名のはずなのに寺の形跡がない「吉祥寺」;近未来的なイメージの「三軒茶屋」はたった三軒の茶屋から生まれた町 ほか)
著者等紹介
谷川彰英[タニカワアキヒデ]
1945年長野県松本市生まれ。松本深志高校を経て東京教育大学(現筑波大学)教育学部に進学。同大学院博士課程修了。柳田国男研究で博士(教育学)の学位を取得。筑波大学教授、理事・副学長を歴任するも、定年退職と同時にノンフィクション作家に転身し、第二の人生を歩む。学問の枠を超えた自由な発想で地名論を展開。テレビ・ラジオなどでも活躍。筑波大学名誉教授の他、東京成徳大学教授も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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