逆転発想の勝利学―全日本女子バレーボールチームに変化をもたらした独自戦略

電子版価格
¥1,210
  • 電子版あり

逆転発想の勝利学―全日本女子バレーボールチームに変化をもたらした独自戦略

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 211p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784408453941
  • NDC分類 783.2
  • Cコード C0075

内容説明

高さや体力では世界にかなわない。それならスピードや技術など、他の要素で上回ればいい。勝利という目的地はひとつでも、そこへの道順は無数にある。カリスマ性もなければ、天才でもない。勝負師マナベが語る、強者を倒すためのメンタリティ。

目次

序章 2011年W杯4位の真実
第1章 マナベの原点(世界遺産が遊び場だった;バレーボールとの出合い ほか)
第2章 鉄は熱いうちに打て(打倒・富士フイルム;勝利のための地道な作業 ほか)
第3章 新天地を求めて(燃え尽きるまで現役で;若い選手にも挑戦してほしい ほか)
第4章 監督がチームを変える(女子と男子の大きな違い;公平性を保つための数字 ほか)
第5章 眞鍋ジャパン世界への挑戦(マナベのノート活用術;日本が強くなるために ほか)
第6章 データが教えてくれたこと(私はアナログ人間だ;データは活用次第 ほか)
あとがき 弱点は補えばいい

著者等紹介

眞鍋政義[マナベマサヨシ]
1963年8月21日、兵庫県姫路市出身。中学でバレーボールを始め、大阪商業大学高校1年生の時にセッターに転向。大阪商業大学に進学後、85年神戸ユニバーシアードで金メダルを獲得し、全日本メンバーに初選出される。ソウル五輪にも出場した。日本リーグの新日本製鐵では、93年から選手兼任監督として活躍し、リーグ優勝を経験。99年にはイタリア・セリエAのパレルモでプレーする。その後は旭化成、パナソニックで活躍した。05年に現役引退後は、Vリーグの久光製薬スプリングスの監督に就任し、2年目でチームをリーグ優勝に導いた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

りえ

6
メンバーの足りないところを他のメンバーが補う。激しい議論→共通の敵、目的があればこそ。厳しい発言→言った人にもそれなりの責任がある。イエスマン❌選手が自覚を持ち、勝つためには何するか考え、議論してこそヒントは見つかる。2016/02/08

ココアにんにく

1
ロンドン五輪の直前の本。この後に銅メダルの活躍があることを思うと読んでいて熱が入った。眞鍋監督の現役時代を全く知らなかったので前半は興味深く読んだ。プレイングマネージャーだったのも初めて知った。後半は今年の五輪にもつながる話。アナリスト渡辺啓太さんの『データを武器にする勝つための統計学』と続けて読んだので6章は特におもしろかった。セッターの特質今の宮下選手に当てはまりますね。身長差を埋めるサーブ、レセプション、ディグなどが日本女子バレーのラリーのおもしろさにもつながっています。リオ五輪すっごく楽しみ!2016/03/31

nizimasu

1
ある世代の人にとっては表紙の真鍋監督の写真に「年取ったなあ」と思うだろう。かくいうワタシもその一人。でもカリスマ型ではなく、一緒になって選手やコーチと学ぶ姿は、ナデシコの佐々木監督にも似ていて、女子のチームの指導者というのは、こういう型があるのかなと思う。そして、データ。後ろの方では、アナログ人間がデータの取り込み方についても言及していて、実は、足りない部分をうまく補う指導者という姿も垣間見える2013/05/27

つかさ

0
近頃「分析」について書いてある本を読む機会が多いように思う。 なんの世界でもデータを集めて分析してそれをいかすことができる人は強い。自分は学生時代にバレーボールをしていたけど、戦術とかデータとか考えたこともなくて、勝つために考えるってことはすごく大事なことなんだなと改めてそう思った。 眞鍋監督は現役時代からノートに色々なことを書きこんできたそうで、振り返ったり客観視したりするには書き残すことが有効なんだな。 確証バイアス2015/03/01

ばりぼー

0
iPadを操る姿がテレビに映されることが多いため、データバレーのイメージが強く、従来のバレーボールの監督像とはかけ離れている印象があるのですが、「ひらめき」を大切にされていたり、選手へのきめ細かな声かけがあったり、別の一面もあったのですね。竹下選手が引退した今、どんなセッターを全日本の司令塔として育てていくのか注目しています。2013/05/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/5124286
  • ご注意事項

最近チェックした商品