内容説明
放射性元素、レアアース、電気自動車…ニュースに出てくる化学がよくわかる。化学反応にはどんな種類があるの?ペーハー7が中性ってどういうこと?いまを生きるために必要な化学の基礎知識。
目次
第1章 化学は物質の科学(中学・高校の化学の内容はどう違う;化学と物理はどう違う ほか)
第2章 周期表は元素の性質を表す(周期表は元素の性質を体系的に表す表;典型元素・遷移元素と金属元素・非金属元素 ほか)
第3章 放射能と放射性同位体(放射性元素・超重元素とは何か;第7周期元素とはどんなものか ほか)
第4章 酸・アルカリと酸化・還元反応(いろいろな化学反応を理解する;酸とアルカリの反応は水素イオンのやり取り ほか)
第5章 有機化合物入門(有機化合物とは何か;有機化合物を記述するさまざまな方法 ほか)
著者等紹介
京極一樹[キョウゴクカズキ]
東京大学理学部物理学科卒。サラリーマンを経た後、理工学関係の実用書籍の編集や執筆を長年にわたって行ってきた。読者がほしい情報や知識を、豊富な図解をまじえてわかりやすく解説することを信条とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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えも
14
化学の基礎を、現代の技術と結び付けながら、改めて学ぶという内容。半分以上が元素の説明に当てられているが、レアアースとかよく聞くから、思ったより身近に感じるね◆それにしても、モル、アボガドロ数、エステル結合など久し振りの言葉が並び、「…何もかも、みな懐かしい…」という気分です。2016/09/17
たか
4
周期表の解説にページを多く割いてますが身近な雑学を増やした方が一般受けするような気も…2017/01/20
サムライマニア
2
教科書や資料集に載っている「コラム」を集めたような本。わかりやすく、おもしろかった。2014/07/29
おりぜる@論文終わるまで読書可能時間激減
1
数式がぎっしりだった数学編、物理編と比べると読みやすい。数式の部分が図表と写真に置き換わったので。内容としては大学1,2年の物理と化学って感じ。無機化学が7割くらいで、有機化学が10ページ少なく、結構偏りがある。著者が物理系の人だからかな?各元素を族ごとに解説することで、似た性質のものをまとめて理解できる。2016/10/04
Y
0
高校化学を手っ取り早く復習するのに良い。ただし有機化学が極端に少ない。2012年の本だから今となっては内容も少し古い部分がある。2023/06/20
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- 和書
- 二十日鼠も人間も