内容説明
どのようにして世界に羽ばたいたのか?活躍し続ける彼らの言葉がここにある。本田圭佑、香川真司、岡崎慎司、細貝萌、槙野智章、内田篤人…。選手たちの“あの時”と“今”。ユース年代を追い続ける著者渾身の書き下ろし。
目次
第1章 突破する者たちの原点(本田圭佑、岡崎慎司との出会い;オーラをまとったルーキー ほか)
第2章 「調子乗り世代」を追いかけて(調子乗り世代;ニューヒーロー ほか)
第3章 香川真司という男(輝き始める原石;人生を変える試合 ほか)
最終章 彼らの言葉(本田圭佑の生き様;香川真司、さらなる先へ ほか)
著者等紹介
安藤隆人[アンドウタカヒト]
1978年2月9日生まれ。岐阜県出身。大学卒業後は銀行員になるが、5年半の銀行員生活を経て、フリーサッカージャーナリストに転身、世界各国のユース事情を取材しながら、30カ国を訪問。ユース年代に対する幅広い知識と取材実績で「ユース教授」の愛称がつく(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
5
天才であっても,壁にぶつかることはある.そしてその時に努力によって壁を超えて新しいステージに立つことができるからこそ,天才と呼ばれるのかもしれない.苦しみというのは,それを乗り越えることが出来れば人を一回り成長させてくれる.2012/05/28
りぼんのママ
3
今まさに日本代表で活躍している選手の成長過程が(まだまだ成長中ですが)手に取るようにわかります。それと同時に著者の成長もシンクロして、本当に面白かった♪試合の記述では当時のスポーツ新聞の1面を思い出したり、テレビで見たシーンを思いだし、つい泣きそうになりました(^_^;)全然裏話的な本ではありません!!サッカー好きはもちろん、サッカーを知らない人でも是非読んでみてください。2012/02/27
satsuki
2
今の日本サッカー界を担う選手たちの成長過程を追った取材記録。立場は違えど、著者と彼らが励まし励まされ、共に成長する同志でもありライバルでもあるという関係がとても新鮮だった。取材というよりはフランクな会話から信頼関係の厚さが伺える。ライターではなくジャーナリストとはこういう人のことを言うのかと思った。壁にぶつかるたびにそれを越えて成長する彼らの姿に、読みながら何度も目頭が熱くなったけど、特に「人間って一巡した数が多いほど成長していると思う。人間は自分以外の者にはなれないのだから」が今の私にはすごく心に響いた2013/03/13
makottia
2
本田の言葉、何か物足りないと思ったら誰も自分のことを知らない環境に飛び込んでいって欲しい。これは勇気づけられますね、今の自分の環境がまさにそうだから。読みやすいけどもっと若い年代の選手たちについてもどんどん書いて欲しい。プラチナ世代って方はまだ読んでないんで次はそちらを読んでみます2012/04/20
mio mio
1
素直な文体に引き込まれて、一気に読めた。 それぞれが悩みを抱え、 乗り越えながら成長する姿に勇気づけられた。 著者の今後の活躍もきになります。2012/10/04