ラファエル・ナダル自伝

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  • サイズ B6判/ページ数 257p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784408453576
  • NDC分類 783.5
  • Cコード C0075

内容説明

コート上で野性的に躍動するラファの闘争心やメンタルの強さは、暗やみや雷、犬さえも怖がる不安・恐怖感の裏返しなのだ…チャンピオンが抱える苦悩と挫折。そのすべてを乗り越えて、スーパーフォアハンドが炸裂する。

目次

第1章 センターコートの静寂―「クラーク・ケントとスーパーマン」
第2章 ダイナミックな2人―叔父のトニー
第3章 幻のサッカー・スター―一族
第4章 ハチドリ―過敏な神経
第5章 勝利の不安―マヨルカ人
第6章 純粋な喜びに浸って―もっとも長かったあの日
第7章 「気力で乗り越えろ」―オリエント急行殺人事件
第8章 失楽園―ラファを取り巻く女性たち
第9章 世界のトップ―マナコル

著者等紹介

ナダル,ラファエル[ナダル,ラファエル][Nadal,Rafael]
1986年6月3日、スペイン・マヨルカ島生まれ。2001年、15歳でプロデビュー。2005年の全仏オープンにおいて「19歳2日」の若さで、初出場初優勝を遂げる。その後、全仏オープンでは2009年を除き2011年までに6回優勝。2008年のウィンブルドンでは、5連覇中のロジャー・フェデラーとの4時間48分に及ぶ大会史上最長の決勝戦の末、初優勝を成し遂げる。2009年に全豪オープン、2010年に全米オープンを制し、オープン化以降3人目のキャリア・グランドスラムを達成

カーリン,ジョン[カーリン,ジョン][Carlin,John]
1956年、ロンドン生まれ。オックスフォード大学大学院にて修士号取得(英文学専攻)。「タイムズ紙」(ロンドン)、BBCワールド・サービス、ABC Radio(アメリカ)、CBC Radio(カナダ)等の特派員、「インディペンデント」紙(ロンドン)のメキシコ・中央アメリカ支局長、南アフリカ支局長、アメリカ支局長等を歴任。PBS(アメリカ)放送でネルソン・マンデラのドキュメンタリー番組ライター・インタビュアー

渡邊玲子[ワタナベレイコ]
翻訳家。1996年~98年、ロンドン在住。伝記を中心としたノンフィクションの翻訳を手掛ける。日本翻訳家協会(ユネスコ所属機関)会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ノブヲ

20
今シーズンでの引退を示唆している男子テニス元世界チャンピオン、スペインが生んだ英雄ラファエル・ナダルによる自伝。ストローク戦において繰り出される独特のトップスピンショットは、回転量過多のヘビースピン。それはトップスピナーを目指す在野の者たちにとって憧れの的だ。彼はファイター。「多い時には1ラリー数十回の打ち合いになる。こんなことを延々2時間も3時間4時間も繰り返し続ける」まさにそれがプロの試合というもので、ナダルの強さはそのための準備をいつも誰よりも怠らなかったところにあるだろう。アディオス、ナダル。2024/08/02

るるみこ

20
2011年に出版されたジョン・カーリン氏と共作による自伝。13歳でテニスに賭けることを決意し、15歳からプロとして活動。これまでの数々の偉業を達成してきたラファエル・ナダル。本書は、そんな彼の幼少期の話や家族・チームとの絆、試合中の心情といった、コートの内外でのラファの人間性や魅力がいっぱい詰まっており、クスリと笑ってしまう場面や目頭が熱くなる場面も…。ファンには堪らない一冊。2008年のウィンブルドン決勝をリアルタイムで観れてないのが残念で仕方ない…、映像を探さなくてわ♬2015/07/24

mikarin

13
あの過酷なGSの5セットマッチの選手の心の動きを本人の言葉で追うことが出来ます。読みながらまるで今その場で試合を見ているようにドキドキハラハラしてしまった。テニスの選手は本当にタフだと思っていたけど、こんなにも心身ともに消耗しているなんて。間にはさまれる家族やGF、チームスタッフの言葉でラファが本当に優れた人だということが分かります。望んでいるのは好きなテニスを続けること。勝つこと。莫大な富と名声を手にしても好きな人たちと一緒に「普通」でいること。今年の全豪OP決勝進出記念に購入しました。2017/02/16

あかり

11
テニスプレーヤー、ラファエル・ナダルの自伝。赤土の王者であり、コートの上では強烈なスピンを打ち込んでいくプレイスタイル。幼少期から叔父にスパルタで教育され、テニスに人生を捧げ、家族の事を1番に想って育ってきた。獣ようなプレイとは反対に、臆病で寂しがりやで繊細。こういう人間味がある所もナダルの好きな部分かも。怪我とも常に戦いながら勝ち続けるナダルに尊敬しかしない。より一層応援していく。2017/07/20

rakim

11
15~6年以上前?TVで、カルロス・モヤ選手がスペインのジュニアの有力選手を数人紹介している番組を見たことがあります。その時のプレーぶりに一瞬で魅せられ、数人紹介された中で唯一覚えておこうと思った名前が「ナダル」。当時はネット検索では写真もヒットしなかったのに。先日ウィンブルドンでの対錦織戦を見たばかりなので、気になってたこの本を購入、読了。野性的なプレーの中に見えた繊細な部分が納得できる自伝でした。2015/08/24

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