内容説明
牛・豚・鶏からハムやソーセージ、ホルモン、ジビエまで133種類。バラ肉やロースなどおなじみの部位からはじめて目にするホルモン系まで。それぞれの部位ごとに、特徴や下処理の方法、おすすめレシピを紹介。
目次
第1章 牛肉(肩ロース;ネック ほか)
第2章 豚肉(ネック;かた ほか)
第3章 鶏肉(丸鶏;もも ほか)
第4章 そのほかの食肉(羊肉;鴨肉)
第5章 挽肉・加工品(挽肉―牛挽肉/豚挽肉/鶏挽肉/合挽肉;ハム―ロースハム/ボンレスハム/プレスハム ほか)
第6章 日本の肉事情(飼育;流通と安全性)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ユウユウ
45
ポケット版も出てるようなので、手元に欲しいと思いました。鴨肉のホールの写真はなかなかに衝撃的でしたが。2016/01/12
WATA
41
いろいろな肉の部位を写真付きで紹介している本。調べ物に使うというより、見て楽しむタイプの事典。牛・豚・鳥のほか、羊や鴨肉、さらにはベーコンやサラミといった加工肉まで掲載されている。その分1つ1つの肉の紹介はあっさり。調理レシピもおまけ程度。写真が生々しくて美味しそうなので、眺めているとつい焼肉が食べたくなる。焼肉屋さんならメニューから注文して焼くだけで良く、レシピも不要。だからこの本と一番相性がいいのは焼肉好きの人。2014/03/27
佐久間なす
38
それぞれの特徴や下処理の方法などがロースやバラ肉などの馴染み深い部位から、ハチノスやコブクロなどの馴染みが薄い部位まで詳しく紹介されていて、読んでいてとても面白かったです。 知っておいしい魚事典みたいなタイトルで、魚についての紹介本もあったらいいなと思いました。2012/11/24
アイアイ
17
韓国でカルビと呼ばれるバラ部分、アバラ骨周辺は下範囲の腹部分全部を指す。特上も上カルビのランク付けは 各肉屋の目安で違うランダム方式。牛、豚、鳥、カモ肉。補足で様々な動物の肉が図解で細かに分かる。 兎肉は粘着性があるのか・・。飼育から流通、病原菌まで幅広い。▽図書館2016/03/24
ジョニーウォーカー
12
最近までセンマイは「牛の舌の皮」だと思っていた。もちろんそれは間違いで、正確には「牛の第三の胃」。布きれを何枚も重ね合わせたように見えることから「千枚=センマイ」と呼ばれるようになったとか。しかしこうして見ると牛・豚・鶏・羊・鴨ともにムダな部位がほとんどない。よく食べに行く本厚木『酔笑苑』の定番メニュー「盛り合わせ」の中身もだんだん判明してきた。「あの骨付き肉はひょっとしてテールか!?」などと興奮しているうちに、いつしかそれは食欲となり、肉事典は“携帯する焼肉メニュー”へと変貌をとげるのである。2012/07/04