内容説明
子どもの「うつ」は見分けるのが難しい。初期症状が「最近落ち込んでいる」「反抗期なのかな」と感じる程度のもので、思春期にはよくあることばかりだからだ。だから、親は子どもへの過度な期待やしつけを繰り返すなど間違った対応をしてしまう。そして気づいた時には、子どもの「うつ」が深刻化しているなんてことも…。本書では、実例を掲載しながら、深刻化させない、治すための対応を紹介する。
目次
第1章 ちょっとした「異変」に気付いていますか?(朝にめっぽう弱くなる;じっと考え事をしていることが多い ほか)
第2章 間違った対応をしていませんか?(気のせいだからと励まし続けた;それは「怠け病」 ほか)
第3章 大人の「うつ」も、やっぱり親のせい?(カウンセリングで最初に言われること;性格を作るのは親? ほか)
第4章 子どもの「うつ」解消メソッド(まずは周囲が大らかになること;必要以上に心配しない ほか)
著者等紹介
安部結貴[アベユウキ]
広告代理店勤務を経て1992年、フリー・ライターへ。働き盛りの10年間をうつと闘う。この経験から多くのうつ患者と交流。取材を中心とした記事を多く手がけ、現在はエッセイ・ノンフィクション・実用書・啓蒙書などの執筆を主とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。