内容説明
仕事、人間関係、家庭、趣味…真に余裕のある、幸せな毎日を過ごす秘訣とは?誰でもできるワーク・ライフ・バランス術。「イライラ」「うつうつ」がスーッと晴れる方法おしえます。
目次
第1章 疲れたときこそ、ゆとりをつくろう(人生を楽しむためにもっとも大切なこと;思い詰める前にこの勇気を持とう ほか)
第2章 仕事を面白くする「心のゆとり」のつくり方(非“愛社精神”のすすめ;ほどほどの忙しさは必要 ほか)
第3章 趣味を生かして生き方を変える(趣味があれば仕事もうまくいく;生きがいに才能は必要ない ほか)
第4章 すべては健康からはじまる(“楽しく生きる”ために欠かせないこんなこと;若い丈夫なときこそ、心がけたいこの生活術 ほか)
第5章 幸せな将来のための人生設計(まだ早いがもう遅いになるリタイア後の人生設計;「そのうちなんとかなるさ」ではどうにもならない ほか)
著者等紹介
斎藤茂太[サイトウシゲタ]
1916年東京生まれ。慶応義塾大学医学部で精神医学わ専攻。医学博士。斎藤病院院長を長くつとめたほか、日本精神科病院協会名誉会長、日本ペンクラブ理事、アルコール健康医学協会会長、日本旅行作家協会会長などを歴任。2006年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まゆっち
5
モタさんの本に書いていることはどれも似たり寄ったりなんだけれど、ほのぼのした語り口にいつも癒される。そのままでいいんだよ、って言ってもらえているような気がします。2015/09/02
Takayuki
4
さくっと読めます。ちょうど疲れているときに見つけたので、読みやすく、ボリュームもちょうどいい感じですね。内容は、真新しさはないものの、共感できることが多い印象。仕事を取ったら何が残るんだろう?心と体の健康、家庭の幸福、ほどほどに財産が満たされる幸福の3つが基本的な幸福。心を打ち明けられる気が置けない友人を持つこと。などのキーワードがワークライフバランスを考え直すきっかけになりました。あとは具体的にどう行動するかですね。何事もほどほどに、マイペースに取り入れていこうと思います。2016/11/08
寒上ぺそぎん
3
タイトル見て手に取ったものの、全般的に、「で?」「だから?」で終わってしまった残念本。のっけから、「や、それできてたらこういう本読んでませんから。」と思ってしまったり、「忙しいのを管理した自分偉い。的アレですか?」とか邪推挟みつつ最後はナナメ読んで終了。読み終えて思ったのは、読者としてどういった層を想定しているのか、微妙な所であるなぁ、と。所々に若者叩き的文章が散見されるので、著者的には「もう疲れた」と思っている人であっても、若いモンは対象外なんではなかろうか、と、感じたですよ。買わなくても良かったかも。2011/07/27
ひろっく
2
家庭、趣味、仕事、どれか一辺倒ではなく全てほどほどのバランスを取る「人生ほどほど、80%主義」を目指すことが人生を充実させると説いた本。そのためか「踏まれたり叩かれたりしながら頑張って生きる人生の方が、より充実した人生と言える」という、この手の本にしては厳しい主張をしているが、その主張の元となるエピソードが、泰山木が逆境にもめげずに生きている姿を見た話からだという。喋らない樹木を見て「より充実した人生」というのは他者の視点からの話であって、本人(木)がそう思っているとは思いにくく、少々無理があると感じた。2024/03/08
みなぎ
2
飛行機内で読む本として購入。まとめると、仕事・遊び・食事、何事もほどほどにしておけ、ということのようです。うーん、あまり目新しいことは書かれていませんでした。著者自身に関する話しが多目です。2014/02/21