出版社内容情報
これからの日本では「自ら考える人材」が必要とされ、AIに仕事を奪われない子に育てる、学習指導要領や受験でも探究学習が取り入れられるらしい……。それは知っているけれど、「決められた正解」を教えられてきた親世代は子どもをどう導いていいかわからないし、正直苦手。かといって、知らないままでは済まされない……。そんな子供を持つ家庭のために、本書では「探究学習とは何か」の基本情報をわかりやすく伝えます。探究学習の良さだけでなく、受験や将来の就職など、気になる内容も盛り込んでいます。
内容説明
期待をはるかに超えて子どもが成長する!今、最も注目すべき学習法。マインドマップ、ロジックブランチ…思考ツールを駆使してアイデアを生み出す。社会で通用するプレゼン力が、小学生から身につく。「探究する子」ほど教科の成績が伸びる!「自発的な探究」を後押しする教師の4つの役割。家庭での「体験」が探究の種まきになる。
目次
第1章 「探究」はこれからの時代を生き抜くための力になる(予測不可能な時代に求められる「探究する力」;理想の未来から「今ないもの」をつくり出せる人に ほか)
第2章 学ぶのが楽しくなる!「探究学習」のすすめ(これからの社会を生きる力を養う「未来創造探究」;子どものやる気に火をつける「内発的動機」が育つ ほか)
第3章 思考力・表現力を高める「探究学習」のプロセス(学校ではどのような探究をしているか;テーマによって異なる探究の3つのスタイル ほか)
第4章 「探究学習」に取り組む子どもたちの課題解決力(SDGsの視点からワクワクしながら未来をつくる!―枚方市立東香里小学校(大阪府)
学びが無限に拡大する未来創造探究―福島県立ふたば未来学園中学校・高等学校(福島県) ほか)
第5章 家庭でできる「探究心」の育て方(たくさんの「体験」で「探究」の種まきをする;本を読む力、イメージする力を身につけておく ほか)
著者等紹介
〓田昌典[カンダマサノリ]
世界最大級の読書会「リードフォーアクション」創設者。世界ランキングNo.1のビジネススクールとして知られるウォートン・スクール東京連絡事務所代表。NPO法人学修デザイナー協会理事。コピーライティングの第一人者であり、日本発創造的課題解決法「フューチャーマッピング」の開発者。2011年、読書会「リードフォーアクション」を創設し、本を契機とした地域創生や組織イノベーション等のプロジェクトに携る。2018年には、国際的マーケティング賞「ECHO賞」の国際審査員に抜擢。経営するアルマ・クリエイション株式会社は、税理士法人古田土会計による中小企業の企業格付、古田土式『社長の成績表』にて、2019年度から2年連続して2000社以上の中でトップを獲得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。