目次
第1章 そもそも「キャリア教育」って、何?(五郎丸さん;キャリア教育の一九年の歩みを振り返る ほか)
第2章 学びの意味…世界の潮流と大学入試改革が問うものとは?(将来(おそらく)使わないものを勉強する理由
学びの先にあるもの ほか)
第3章 新学習指導要領が導くものとは?(金太郎飴;「基礎的・汎用的能力」って何? ほか)
第4章 実践をどうするか?(教科を通したキャリア教育は難しい?;「主体的・対話的で深い学び」とキャリア教育 ほか)
著者等紹介
藤田晃之[フジタテルユキ]
筑波大学人間系(教育学域)教授。1963年茨城県生まれ。1993年筑波大学大学院博士課程教育学研究科単位取得退学。1995年博士(教育学、筑波大学)。中央学院大学商学部助教授、筑波大学教育学系助教授、デンマーク教育大学院(現:オーフス大学大学院教育研究科)客員研究員、筑波大学大学院博士課程人間総合科学研究科准教授、文部科学省国立教育政策研究所生徒指導・進路指導研究センター総括研究官(同省初等中等教育局児童生徒課生徒指導調査官(キャリア教育担当)及び同局教育課程課教科調査官(特別活動担当)併任)等を経て、2013年より現職。2007年日本進路指導協会第7回日本進路指導協会賞受賞。2010年日本キャリア教育学会学会賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ムーミン
14
キャリア教育の現状、向かうべき方向の概要がわかりました。藤田氏のお考えをもっと深い次元で知りたいと思いました。2019/11/05
dokulogue1
1
図書館本。キャリア教育と聞いて、中高年向け教育の話かと思ったら学生用の教育の話だった。読んでいて思うのは、先生向けだなあという点。例のあげ方が「そうか」と思わせつつ何なのかはわからなかった。万能薬はないと言いつつ根源にある何かを求める。多分に哲学的であり、処方箋にはならないような。生きる力と言うが、所詮「どう生きるかの力」のような気がする。このキャリア教育に言う理想体現にはまず「人員不足」「組織のサポート不足」であり、生徒の区別を許容できない時点で割り切りが必要なのだと思う。2019/07/20
ぺろりん
0
結局のところ、キャリア教育とは「教育そのもの」なのだ。だけどそれを認めると「キャリア教育不要論」に加担することになってしまう。つらいところだ。2020/10/09
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