目次
人形その１
入浴拒否
昔の写真
母の詩集
誰のための介護
職員いろいろ
１００歳のお姉さんに会いに行く
不思議な犬
よつんばい
お茶碗〔ほか〕
著者等紹介
北川なつ［キタガワナツ］
マンガ家／イラストレーター。特別養護老人ホームやグループホームでの勤務経験があり、ケアマネジャーや介護福祉士、ホームヘルパー２級の資格を取得している。書籍・雑誌・ＣＭ媒体等にマンガやイラストを掲載（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こうちゃ
13
☆３ 特別養護老人ホームやグループホームでの勤務経験があり、その体験や知識を元に、フィクションのカラー漫画をブログに発表する。2012年、ブログで発表してきた漫画を加筆修正したものと、描き下ろし漫画を加え、『マンガ認知症のある人って、なぜ、よく怒られるんだろう?』を自費出版。本作はその新装版である。[認知症の人]ではなく[認知症のある人]と表する著者が、愛情を持って描いたリアルな日常。特に[９０歳の恋する乙女]に衝撃を受けた。2016/08/30
ネオ
7
この本を読み、自分の介護の仕事の経験不足を感じました。とても、参考になりました。2019/06/08
くーすけ
4
図書館のソファーで読みました。妊娠したと思っている90歳のおばあちゃんの話は、涙が出ました（図書館にいるのに…）。実母も認知症。昨日も世話しに行ってきましたが、自分が全く母に感謝も優しくもできていないことに、さらに涙が出ました（図書館にいるのに…）。池下和彦さんの「母の詩集」という本が紹介されていたけれど、多分読めません。でも、この本はいい本です。認知症のある人と介護をする人の、理解につながると思います。2021/08/22
ゆうぴょん
1
マンガで描く認知症介護の世界。グループホームや特養で出会った認知症の人々のエピソードを思い出す。本部から来たえらそうな人に「あんたブスです」という毒舌のおじいさんに笑い、９０歳で妊娠しているという女性（実際に私もそんなおばあさん会ってます）あるあるエピソードだけどとっても切ない。2022/11/19
おーうち
1
いろんな話しが続きます。つながっていると面白いだろうと思いますが、介護現場の状況を説明してくださっているのだろうと思います。マンガですのでさっと読めます。その人がどのような景色で今を生きているのか、想像して付き合うことが大切なのだと気づかされました。施設では何人も相手にするのでそこまで頭が回らないと思いますが、妄想に対して推理と妄想が合致したときはホントにやりがいのある仕事みたいです。いっつもおこっているお互いに、でもここに解決策あり。介護って若い人のみの仕事ではなく人生の達人でないと務まらないのかも。2020/07/23
