内容説明
武蔵野・平林寺、鎌倉・建長寺で典座を務め、いま鎌倉・稲村ケ崎の不識庵で精進料理教室を主宰する著者が、旬の野菜と天地いっぱいの素材を活用して繰り広げる日本料理の原点・精進料理の宴。
目次
1月 不識庵のおせち料理
2月 鬼も内
3月 丼飯の元祖
4月 春風吹いて
5月 厚き嫌いなく
6月 降りみ降らずみ
7月 夏は酢のもの
8月 うりやなすびの花盛り
9月 熱さ寒さも
10月 円、丸はおふくろの味
11月 天地いっぱいをいただく
12月 臘月を尽す
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
96
鎌倉で精進料理教室を開いていた著者が、そのレシピやその時々の季節感をエッセイにしてまとめたもので私には非常に参考になっています。何度も読みなおしているのですが日本料理の基本というものを教えてくれます。野菜を本当においしく食べるのはどのような調理をしたらよいかがよくわかります。2016/08/14
Kumi
2
和風の挿絵は数枚あるが、文字だけの料理本。たくさんのレシピとそれらにまつわるエピソード。文字だけなのに、それぞれの料理の風景が見える。すごい。★★★絶版だったので図書館で借りたのだが、借りている間に何回も再読してしまった。2009/11/15
fukura
1
おすすめの本。昨日、神保町で発見。私の師匠です。2015/03/14