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内容説明
本書は、故手塚治虫が執筆した多くの作品の図版から、雑誌連載時に掲載されたものと単行本化される際に描き直されたものを選び出し、比較する形で構成・解説を加えたものである。
目次
前置きとして「鉄腕アトム」の言い訳
寄らば切るぞ!!―石原裕次郎も切られちゃう・「スーパー太平記」と「新選組」
正統時代劇に於けるナニの表現は超現実主義であってはならないか?―「陽だまりの樹」
ロマンポルノとハードコア、どっちが手塚の本質か?―「こじき姫ルンペネラ」
タタリじゃ!―「ブラック・ジャック」の悪業の報い
ロックは何故、獣ではなく悪に変身したか?―無二の親友が激白!今掘り起こされる衝撃の真実「バンパイヤ」
二重人格者の衣装替えがもう一つのバージョンを生んだ!?―「ふしぎ旅行記」
古くささと味わいと風格と遊び―「ジャングル大帝」の分岐点
アトムはかわいそうだ!何故って…?―「鉄腕アトム」
笑劇の元ネタ・いるかいらないか、ドタバタギャグ―「白いパイロット」と「ベニスの商人」
嘘か誠か!?代筆宣言―「ハトよ天まで」
手塚治虫は複眼魔人?―「ライオンブックス」の孤独な旅
時限爆弾はどこに置くのが効果的か―「午前7時の地下室」
そこつのペン―「ロック冒険記」と「午前7時の地下室」
異星人、時間の輪、ミュータント植物―「スリル博士」はSFだった!?
終わりなき永遠の終り―「火の鳥」
著者等紹介
野口文雄[ノグチフミオ]
1945年生まれ。埼玉県川口市出身。明治大学法学部卒。現在は洋の東西を問わず、中古ビデオの蒐集に狂奔し、昼は手塚マンガの修正、夜は映画びたりの日々を送る。1975~1980年、虫の標本箱刊行会責任者として、手塚治虫の初期単行本20冊(5冊セット・PART1~4)の復刻を企画刊行
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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