出版社内容情報
いつも乗ってる電車の経路。そこがまっすぐ、そこでカーブ。
そんな線路のルート取りには、複雑な歴史が眠っています。
当たり前すぎて誰も気にもしなかったところ、
「定説」が実はそうでもなかったところ。
大好評「東京篇」に続き、今度はカラーページも交えて
神奈川・千葉・埼玉、さらには茨城・栃木・群馬県に広げて
「首都圏篇」として19の線路を、わかりやすい地図とともに解説します。
【第一章】クネクネの線路には歴史がある
なぜ品川~大崎は急カーブなのか?
なぜ上野公園直下の京成線はジグザグに曲がるのか?
なぜ八高線の経路がねじ曲げられたのか?
なぜ野田線が直線で新京成線が曲がりくねるのか?
なぜ千葉駅はY字の付け根にあるのか?
なぜ両毛線はジグザグの路線なのか?
なぜ常磐線は大きく迂回して水戸に入るのか?
【第二章】ゴチャゴチャの線路には理由がある
なぜ西武新宿線と西武池袋線は途中で交差するのか?
なぜ多摩湖周辺の西武線の線形は複雑怪奇なのか?
なぜ大井町付近の鉄道は錯綜しているのか?
なぜ武蔵小杉に鉄道が集中するのか?
鶴見線の不思議な路線図
なぜ横須賀線と京急線は久里浜を目指したのか?
なぜ京葉線だけ東京駅と直交しているのか?
なぜ成田に向かうJR線は2系統あるのか?
【第三章】まっすぐすぎる線路にはウラがある!?
なぜ東横線は平地を避けて日吉の丘を突っ切るのか?
なぜ横浜線はまっすぐに線路を敷けたのか?
【第四章】ドン詰まりの線路には事情がある
なぜ大師線は小島新田まで延びているのか?
なぜ横浜こどもの国は独自の線路をもっていたのか?
内容説明
電車の線路がまっすぐだろうがカーブしていようが、気にしたことはないだろう。しかし、そのようにルートを設定した理由が必ずある。地形を理由とすることは当然だ。しかし、さまざまな「事情」もまた大きく影響する。社会情勢、会社の力、政治や経済、軍事や住民の事情。あたりまえと思っていた線路も、よく見れば妙。徹底的に調べると浮かび上がってくるその「妙」の理由に迫る!
目次
第1章 クネクネの線路には歴史がある(なぜ品川~大崎は急カーブなのか?;なぜ上野公園直下の京成線はジグザグに曲がるのか? ほか)
第2章 ゴチャゴチャの線路には理由がある(なぜ西武新宿線と西武池袋線は途中で交差するのか?;なぜ多摩湖周辺の西武線の線形は複雑怪奇なのか? ほか)
第3章 まっすぐすぎる線路にはウラがある!?(なぜ東横線は平地を避けて日吉の丘を突っ切るのか?;なぜ横浜線はまっすぐに線路を敷けたのか?)
第4章 ドン詰まりの線路には事情がある(なぜ大師線は小島新田まで延びているのか?;なぜ横浜こどもの国は独自の線路をもっていたのか?)
著者等紹介
竹内正浩[タケウチマサヒロ]
1963年愛知県生まれ。文筆家、歴史探訪家。地図や鉄道、近現代史をライフワークに取材・執筆を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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