出版社内容情報
本格的な冬到来に先駆け、再び新型コロナウイルスの感染が再び拡大傾向にあります。
新型コロナウイルス感染症患者については、これまで一律に「入院」としてきましたが、政府は2020年10月から、「入院」の対象を、
▼65歳以上の者
▼呼吸器疾患を有する者
▼臓器の機能低下が認められる者
▼免疫機能低下が認められる者
▼妊婦
▼重度・中等症の患者
などに限定すると発表し、実施が始まりました。
つまりは、新型コロナウイルスに感染しても、無症状感染者や軽症で入院が必要ないと医師が判断した人は、自宅で療養することに……。
家庭内での感染が広がっている中、もしも自分が、家族が新型コロナウイルス感染症に感染したら、どのように療養し、看病すればいいのか。
あるいはそれ以前に、新型コロナウイルス感染症に感染しないためにはどうしたらいいのか。
早期から新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に向けて各メディアで警鐘を鳴らし続けてきた白鴎大学の岡田晴恵先生が、自宅療養のための完全マニュアルを詳しくレクチャーします。
目次
01 新型コロナウイルスとは(コロナウイルス感染症ってどんな病気?;新型コロナウイルスとは?;国内感染流行経緯;新型コロナウイルスの主な感染経路は?;新型コロナウイルス感染症への治療薬は?;いろいろな検査方法がある;新型コロナウイルス感染症の後遺症は?;世界各国の新型コロナウイルス感染症の対策は?)
02 新型コロナウイルスにもしかかったら(どんな症状が出る?;「軽症」「中等症」「重症」の違い;医療機関にはどうかかればいい?;感染患者を看病するとき;ケース別看護方法の具体例;共有スペースでの感染症対策)
03 新型コロナウイルスに感染しないためには(個人でできる感染症対策;シチュエーション別対策法;自宅待機で必要になる備蓄品は家族構成で変わる)
著者等紹介
岡田晴恵[オカダハルエ]
白鴎大学教育学部教授。医学博士。専門は、感染免疫学、公衆衛生学。共立薬科大学(現慶應義塾大学薬学部)大学院修士課程修了、順天堂大学大学院医学研究科博士課程中退。アレクサンダー・フォン・フンボルト奨励研究員としてドイツ・マールブルク大学医学部ウイルス学研究所に留学、国立感染症研究所研究員、日本経団連21世紀政策研究所シニア・アソシエイトなどを経て、現職
小林弘幸[コバヤシヒロユキ]
順天堂大学医学部教授。日本体育協会公認スポーツドクター。1960年、埼玉県生まれ。87年、順天堂大学医学部卒業。92年、同大学大学院医学研究科修了。ロンドン大学付属英国王立小児病院外科、トリニティ大学付属小児研究センター、アイルランド国立小児病院外科での勤務を経て、順天堂大学医学部小児外科講師・助教授を歴任、現職に至る。自律神経研究の第一人者として活躍中
鳥居明[トリイアキラ]
医学博士。内科・消化器科・アレルギー科鳥居内科クリニック院長。日本内科学会認定医・日本消化器病学会専門医・日本消化器内視鏡学会専門医・日本医師会認定産業医・日本医師会認定健康スポーツ医。1955年生まれ。東京慈恵会医科大学医学部卒業。同大学院博士課程修了。神奈川県立厚木病院医長、東京慈恵会医科大学附属病院診療医長、東京慈恵会医科大学助教授を経て、鳥居内科クリニックを開設。現在、東京都医師会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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