じっぴコンパクト新書<br> 天正10年の史料だけが証す本能寺の変の真実

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じっぴコンパクト新書
天正10年の史料だけが証す本能寺の変の真実

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  • サイズ 新書判/ページ数 329p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784408338644
  • NDC分類 210.48
  • Cコード C0221

内容説明

いまだ謎が多く、正確に解き明かされていない「本能寺の変」。実は史料によって、変の時系列や描写が異なる。変に至るまで、誰が、どういう理由で、どのように関係しているのか。いままで注目されてこなかった、天正10年の史料が、その矛盾点を見事に整理してくれる。著者の丹念な読み解きと大胆な推測で、いま、「本能寺の変」への道程がきれいに浮かび上がる!

目次

プロローグ 4か月後までに編まれた内外二つの史料とは?
1 本能寺の真実(それは朝討ち、日の出後45分ほど過ぎた午前5時30分前頃に始まった;本能寺の変の経過を約15分ごとに、ほぼ完全に復元;嫡男の織田信忠こそが謀反人!;変の5日前、清水の観能会後に持たれた密会こそ“信長を討つ談合”だった)
2 信長炎上の真実(想定外の上様の死に、クーデター派の叫び「約束が違う!」;変の真相を解き明かす鍵はキリスト教;いったい何者らがクーデター計画を立て、推進したのか?;なぜ、光秀は割を食いかねない役回り本能寺包囲を引き受けたのか)
エピローグ 光秀冤罪の淵源、信長の遺骸消失のミステリー

著者等紹介

斎藤忠[サイトウタダシ]
1957年、埼玉県熊谷市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。フリージャーナリストとして活躍。農業誌『菜園王』(国書刊行会)の編集長を2002年より5年間、務める。長年、日本史の研究を続ける。『聖書』研究にも造詣が深い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

田中峰和

7
人は権力を握ると醜い思いにとらわれる。秀吉は息子可愛さに秀次一族を壊滅させたが、信長は自らをデウス・神と宣言した。本能寺の変の19日前、信長自身の聖体拝領を伴うミサを実施。高山右近らキリシタンとシンパを激怒させた。右近は信忠を説得し、狂った信長を幽閉する計画を立て、その実行役に光秀が指名された。変の後始末に開かれた清須会議だが、そこに参加した奉行たちはほとんどが、事前の計画に名をつられた面々だった。引退を迫られ激怒した信長は、屋敷奥に引っ込み火をつけ自死。秀吉は信長の切腹に拘り、光秀は冤罪を被った。2020/03/22

hinata

2
本能寺で直接実行したのは光秀だが、ここでの黒幕は信忠を担ぎ上げようとしたイエズス会のネットワークを通じて高山右近、黒田官兵衛等、家康、公家など。秀吉は最初は関係してなかったようです、信長もうすうす謀反を察知していたようだが。これは謀反でなく信長の恐怖政治から逃れるため信忠に天下を譲渡させることが発端、どこかで歯車が狂って信長が自死してしまった。その結果清須会議ですべての責を光秀に死人に口なしということか。そもそも信長が自分を神格化しようとしたことが原因。織田が付き羽柴がこねし天下餅すわりしままに食うは徳川2019/09/14

ファイロ・ヴァンス

1
中々面白い推測で思わず「事実かもしれない・・・」 と考えてしまいます。 謀反者とレッテル?を貼られている光秀だが、個人的にずっとずっと昔から一つの疑問がありました。 彼が統治した地域には必ず彼を未だに 光秀公 と称えています。こういった領民にも慕われていた人が自らの天下のために謀反を起こすか??!! 歴史の物語は勝者の物語でもあるので、秀吉が自分に都合のいい様に書かせ、それがこんにちの光秀像を作り上げたという事を再認識させられました。 これから、また新たな真実が発見されればと期待します。 2021/01/04

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