内容説明
脳は育て方によって発達し続ける。
目次
1 脳のメカニズム―チル反応が生まれるとき(成功するしないかは、あなたの脳が決める;脳の研究は人類を幸せにする;脳をきちんと働かせれば、必ず成功する ほか)
2 サクセス脳の作り方(人より挫折が多ければ、人よりたくさん智恵がつく;期待と不安を抱いてマカイ博士の研究室へ;「今うまくいっているものは、もう終わりなんだ」 ほか)
3 脳内環境を整える3つのメソッド(脳をリフォームすると、人生が変わる;学問は、人々を幸福に導く叡智である;脳は次第に熟成する ほか)
著者等紹介
久恒辰博[ヒサツネタツヒロ]
1964年大分県生まれ。1987年東京大学農学部を卒業後、同大学院農学生命科学研究科に進み、農学博士号を取得。1994年から1996年まで、米国国立衛生研究所(NIH)で神経再生に関する研究に従事。1999年から東京大学大学院新領域創成科学研究科先端生命科学専攻助教授として、細胞応答化学分野の研究チームを率いる。研究テーマは、「Anti Brain Aging(脳老化の予防)」「Neuronal Regeneration(ニューロンの再生)」「Hippocampal Adult Neurogenesis(成体海馬におけるニューロン再生)」。2001年に「成体サルでも脳細胞は成長している」という事実を突きとめ、「The Journal of Neuroscience」に発表。2005年には、シータ波の刺激によりニューロン新生が促される事実を確認し、「Neuron」に論文を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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