内容説明
戦争の本質から戦場の真実、そして日本の安全保障戦略まで。元傭兵として世界の紛争地帯を渡り歩き、数々の戦闘を勝利に導いた男が、初めて披露する超リアル戦争論。
目次
はじめに 「平和国家日本」の幻想
第1章 人間は戦争という『病』に冒されている
第2章 傭兵から民間軍事会社の時代へ
第3章 この戦争商品がすごい!
第4章 驚愕の傭兵卒業試験―私はいかにして傭兵になったか
第5章 そして、私はスイナパーになった
第6章 日本の戦争病と国家戦略―世界の新火薬庫・東アジアを生き延びるために
著者等紹介
テレンス・リー[テレンスリー]
1960年代に神奈川県横浜市で生まれる。大学時代に訪れたイギリスで傭兵のスカウトを受け、兵士としての訓練を受ける。その後、80年代~90年代にかけて、アフリカ、アジア、中南米、欧米などで、傭兵、諜報傭兵として活動する。業界では、狙撃能力に秀でたスナイパーとして名が知られ、数々の戦闘を勝利に導いた。その一方で、爆風で右目の視力を失う、白兵戦で喉元を切りつけられるなど、肉体的損傷は激しい。傭兵を引退したあとは、ボディガードやセキュリティ・コンサルタントとして活動する。マスコミに登場するようになったきっかけは、北朝鮮が日本人拉致を認めたことで、反金正日の立場を鮮明にした在日朝鮮総連関係者の警護についた著者を、写真週刊誌にスクープされたこと。これを機に、『サンデー・ジャポン』(TBS系)などのテレビや書籍、雑誌で活躍する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。