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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海猫
64
冒頭の古都京都を舞台にしたバイクアクション、後半のショッピングモールでの大活劇など絵の密度、構図、発想はさすが望月三起也で目をみはる。しかしワイルド7として期待するものが足りなさすぎて、もにょる。描き下ろしコミックス一冊ではそりゃ無理な話なんだけれど、7人のキャラが立ってこそワイルド7だと思うし。あと一転して反撃に出るパートが短すぎるのでカタルシスが弱い。それでも新作が読めるのは嬉しいことではある。飛葉ちゃんが一歩引いてバックアップで、大悟が前面に出ているのは上手く世代交代してる感じがよく出ていて良いね。2015/12/10
oldman獺祭魚翁
18
読友さんの感想で見つけて即本屋に直行 残念ながら1は無く2のみ購入ですが、なんと直筆サイン本です!!サイン会とかには特に興味は無い方ですがそれでも何となく嬉しいミーハーな僕です(笑) この作者は子供の頃から大ファンで「JA」(農協では無いぞ…)「二世部隊」「ケネディーナイツ」「マッド・ドッグ」殆ど読んで居ます。もう70代になられるのに相変わらずスピード感の有る画と少々無茶な展開が堪りません。後はなんとかして1も手に入れて読みたいところです。(飛葉ちゃんはオッサンになっても飛葉ちゃんですね)2015/12/19
ぶんぶん
11
暇を持て余し、手を伸ばす。 もう・・・亡くなったんだなぁと感慨ひとしおです。 書下ろしで手抜きと思ったが、想えばこの頃から具合が悪かったんだなぁ。 そんな状況でも、とにかく一本仕上げた、凄い執念だと思う。 これが遺作になってしまった。 新撰組、書きたかったろうな、俺も読んで見たかった。 コンビニコミックスで「俺の新撰組」上・中・下が刊行中だ、また手に取って見るか。 でも、安っぽいんだなぁ・・・思案中。2017/08/08
ぶんぶん
11
やっぱり良いね、描き下ろしで255Pは魅力的です。 のっけからアクションの連続、望月漫画はこうでなくっちゃ! 描き下ろしと言う事で緻密な所とラフな所が混在してる。 まあ、ワイルドが見られただけでも良しとしよう。 戦闘シーンがもう少し緻密に描かれていて長かったらもっと良かった。 ともあれ、ワイルド7の復活、オメデトウ!!2016/01/21
辺野錠
11
こうやって望月三起也漫画の新作が読めるのがありがたい。京都の街並みの中を駆け抜けるカーチェイスから横浜のショッピングモールの一大銃撃戦まで安定の豪快なアクションで楽しい。ショッピングモールに飛行機で突っ込むという無茶さも良かった。飛葉ちゃんもドライビングテクニックにガンアクションが健在で嬉しい。そんな中で若者に振り回される飛葉ちゃんの姿や棺桶サイドカーの使い方などユーモラスなシーンがあるのもいい。ファンが出演するという試みも楽しかった。また新作が読みたいので3巻目が欲しい所。2015/12/01