内容説明
漁師さんたちって、どんなふうに仕事して、どんなふうに経済が回っているんだろう?みんなが漁船を持っているのだろうか。養殖は誰が取り仕切っているのだろうか。港は勝手に使ってもいいのだろうか…。毎日のように水産物を食べているのに、なかなか知り得ない水産業の世界。船での漁と養殖を出発点に、魅力と現状、仕事としての漁業の実際、日本だけでなく世界的な水産業の課題まで、漁業に関する幅広い話題を網羅した本です。
目次
第1章 漁業の秘密(世界第6位の海洋大国なのに衰退し続ける日本の漁業;漁業にはさまざまな種類が存在海面漁業、内水面漁業ってなに? ほか)
第2章 漁師の秘密(海女も漁師の一つ!漁師にはどんなタイプがある?;儲からない漁業に夢なし!進む漁師の高齢化と若者の漁業離れ ほか)
第3章 養殖の秘密(高く売れる魚を安定供給、海面養殖と内水面養殖とは!?;養殖の年間生産量はどのくらい?養殖業の現状を把握しよう ほか)
第4章 漁業に就きたいとき/これからの漁業(沿岸漁業を始めるには、漁協の組合員になることが先決;漁師の開業資金は約500万!都道府県や漁協の支援制度も充実 ほか)
著者等紹介
小松正之[コマツマサユキ]
東京財団上席研究員、アジア成長研究所客員主席研究員。1953年岩手県生まれ。東北大学、米エール大学経営学大学院卒。経営学修士(MBA)、東京大学農学博士号取得。1977年農林水産省に入省し水産庁に配属。資源管理部参事官、漁場資源課課長、政策研究大学院大学教授等を歴任。国際捕鯨委員会、ワシントン条約、国連食糧農業機関などの国際会議、米国司法省行政裁判や国際海洋法裁判所、国連海洋法仲裁裁判所の裁判に出席し、日本のタフ・ネゴシエーターとして世界的に名を馳せた。内閣府規制改革委員会専門委員を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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