じっぴコンパクト新書
意外と知らない熊本県の歴史を読み解く!熊本「地理・地名・地図」の謎

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  • サイズ 新書判/ページ数 191p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784408111193
  • NDC分類 291.94
  • Cコード C0225

内容説明

九州本島の中央部に位置し、阿蘇山や有明海などの雄大な自然に囲まれた熊本。古代より「火の国」と呼ばれ、多くの装飾古墳を残している。そんな地形的にも歴史的にも稀有な地域である熊本の“不思議”を一挙公開。「天草市の水不足を解消した大胆な発想とは!?」「いまなお現役の轟泉水道、長持ちの秘訣とは!?」「味噌天神社はもともと味噌とは無関係?」「熊本城の畳は芋の茎でできている!?」「干潮時にしか姿を見せない、おっぱい岩とは?」など、熊本の謎を紹介する。

目次

第1章 「火の国・熊本」に歴史を刻んだ人々の知られざる物語(天草が長崎県!?熊本の名が一時消滅!?熊本県が誕生するまでの紆余曲折;熊本が発祥!?なぜ県内に装飾古墳が多く残るのか ほか)
第2章 熊本が誇る大自然の魅力 こんな逸話があった!(熊本の特産品・デコポン、じつはそんな名前の果物はなかった!;庶民が辛子蓮根を食べれなかった驚きの理由―それはあまりにおいしかったから! ほか)
第3章 えっ、なして!?地図で読み解く熊本の謎(熊本県と大分県の県境に建つ温泉旅館、営業面で意外な問題発生!?;参道を歩いても境内にたどり着けず!?なんとも不思議な阿蘇神社の謎 ほか)
第4章 熊本ってやっぱすごか!ここでしか見られん日本一&珍スポット(総石段数三三三三段は日本一!こんなに長い石段をわざわざつくったワケ;粟嶋神社にある日本一小さい鳥居は縦横たった三〇センチ! ほか)
第5章 知っとるね?地元の地名の意外な由来(市民の山「金峰山」は、奈良県の金峯山に由来!;「隈本」が「熊本」に変わった理由とは? ほか)

著者等紹介

鈴木康夫[スズキヤスオ]
東海大学経営学部(観光ビジネス学科)教授、理学博士。1954年山形県生まれ。専修大学文学部人文学科(地理学コース)卒業。日本大学大学院理工学研究科地理学専攻博士後期課程修了。日本大学文理学部(地理学科)助手を経て、1987年に東海大学熊本キャンパスに専任講師として着任。研究分野は人文地理学、地誌学、地図学。主に農山村の地域再編問題やグリーンツーリズムによる地域振興策について研究している。日本地理学会、人文地理学会、歴史地理学会、経済地理学会などに所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tetsubun1000mg

7
熊本には高校までしか居なかったので、知らない事が多く読んで、写真を見て楽しめました。 地元で語り継がれる由来、町名の変遷など相当細かく調べてるし興味深い。 熊本の豊富な湧き水、河川事業の事はNHKの「ブラタモリ」で見ていたのでよく理解できた。 今回は熊本市最古の歴史ある「長崎次郎書店」で購入して2階のレトロな喫茶室でおいしいコーヒーを飲み、熊本市電が走るのを眺めながらのんびりと読んだので楽しさ倍増でした。2021/11/24

MANGA

2
読みやすい。八代市に住んでいて、熊本県内はウォーキングであちこち歩いているので、書いてあることはだいたい知っていた。2015/11/25

さなちゃん

1
熊本に越して2年ほど経った頃に読んだ本。「これ知ってる~」と地元の人や熊本にしばらく住んでた人ならだれでも知ってるようなことや、「これは初耳!」なニッチな内容もある盛沢山な1冊。2020/04/23

YNR

1
熊本の歴史や地理をわかりやすく説明。からし蓮根や菊栽培の秘密とは。2016/05/01

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