内容説明
九州本島の中央部に位置し、阿蘇山や有明海などの雄大な自然に囲まれた熊本。古代より「火の国」と呼ばれ、多くの装飾古墳を残している。そんな地形的にも歴史的にも稀有な地域である熊本の“不思議”を一挙公開。「天草市の水不足を解消した大胆な発想とは!?」「いまなお現役の轟泉水道、長持ちの秘訣とは!?」「味噌天神社はもともと味噌とは無関係?」「熊本城の畳は芋の茎でできている!?」「干潮時にしか姿を見せない、おっぱい岩とは?」など、熊本の謎を紹介する。
目次
第1章 「火の国・熊本」に歴史を刻んだ人々の知られざる物語(天草が長崎県!?熊本の名が一時消滅!?熊本県が誕生するまでの紆余曲折;熊本が発祥!?なぜ県内に装飾古墳が多く残るのか ほか)
第2章 熊本が誇る大自然の魅力 こんな逸話があった!(熊本の特産品・デコポン、じつはそんな名前の果物はなかった!;庶民が辛子蓮根を食べれなかった驚きの理由―それはあまりにおいしかったから! ほか)
第3章 えっ、なして!?地図で読み解く熊本の謎(熊本県と大分県の県境に建つ温泉旅館、営業面で意外な問題発生!?;参道を歩いても境内にたどり着けず!?なんとも不思議な阿蘇神社の謎 ほか)
第4章 熊本ってやっぱすごか!ここでしか見られん日本一&珍スポット(総石段数三三三三段は日本一!こんなに長い石段をわざわざつくったワケ;粟嶋神社にある日本一小さい鳥居は縦横たった三〇センチ! ほか)
第5章 知っとるね?地元の地名の意外な由来(市民の山「金峰山」は、奈良県の金峯山に由来!;「隈本」が「熊本」に変わった理由とは? ほか)
著者等紹介
鈴木康夫[スズキヤスオ]
東海大学経営学部(観光ビジネス学科)教授、理学博士。1954年山形県生まれ。専修大学文学部人文学科(地理学コース)卒業。日本大学大学院理工学研究科地理学専攻博士後期課程修了。日本大学文理学部(地理学科)助手を経て、1987年に東海大学熊本キャンパスに専任講師として着任。研究分野は人文地理学、地誌学、地図学。主に農山村の地域再編問題やグリーンツーリズムによる地域振興策について研究している。日本地理学会、人文地理学会、歴史地理学会、経済地理学会などに所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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