内容説明
人々に愛されたメディアの寵児、山本直純が、オーケストラの魅力と名曲にまつわるエピソードをユーモラスに語った、情熱と愛情に溢れた名著。山本祐ノ介氏寄稿「『オーケストラがやって来た』復刊に寄せて」収録。
目次
第1部 オーケストラがやって来た(オーケストラの魅力;棒ふり三年タタキ八年;コンサート・ホールへの招待;音楽家になるのはたいへんだ;楽器あれこれアラカルト;音楽の森への招待)
第2部 ボクの名曲案内(モーツァルト「フイガロの結婚」序曲―“速ければ速いほどよい”;ベートーヴェン「レオノーレ」序曲第三番―“胸が高鳴るファンファーレ”;シューベルト未完成交響曲―“終わらざるがゆえの名作”;ショパンエチュード―“ふとこみ上げる母の思い出”;ブラームス交響曲第一番―“人生の転機に出会う曲”;ドボルザークチェロ協奏曲―“雪の日の午後、静かに流れる第二テーマ”;山田耕筰からたちの花―“スターンとともに酔いしれた日本の名曲”;山本直純田園・わが愛―“タバコのけむり、南京豆の皮、コーヒーから生まれた名曲”;コーダとカデンツア―“終わりよければすべてよし”;アンコールチャメラ協奏曲―“霧の夜の青山通り”;『オーケストラがやってきた』復刊に寄せて―日本の人にオーケストラを美味しく食べさせたかった父を想う)
著者等紹介
山本直純[ヤマモトナオズミ]
1932(昭和7)年、東京生まれ。東京芸術大学作曲科に入学、のちに指揮科に転じる。在学中よりラジオ、テレビ、レコード、映画など各分野で才能を発揮し、『男はつらいよ』テーマ音楽、『一年生になったら』など、広く親しまれる作品を多数生み出す。72年、小澤征爾とともに新日本フィルハーモニー交響楽団を設立、指揮者団幹事となる。73年より10年間テレビ番組「オーケストラがやって来た」の音楽監督を務め、またテレビCM等に出演して広く知られる。2002年6月18日、死去。享年69歳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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にゃあ
コチ吉
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