内容説明
論理と情緒が共存した考え方レッスン。人生を心地よく、ストレスフリーに生きるヒント!動かなければ何も始まらない。1億総依存症時代を生き抜くための7つの動詞。
目次
序章 なぜ動詞なのか
第1章 ぶつける
第2章 分ける
第3章 開ける
第4章 転ぶ
第5章 結ぶ
第6章 離す
第7章 笑う
終章 見返りを求めず
著者等紹介
石黒謙吾[イシグロケンゴ]
著述家・編集者・分類王。1961年金沢市生まれ。映画化もされたベストセラー『盲導犬クイールの一生』から、幅広いジャンルで著書多数。「ただ愚直に進む」をモットーとした動詞的生き方で、著者としての硬軟取り混ぜた活動のみならず、ニッチなカルチャー書籍企画も次々とプロデュースし続ける。上京後、名曲喫茶で働きながら油絵描いて芸大3浪。ドロップアウト後、出版の世界に。講談社『PENTHOUSE』記者、『Hot‐Dog PRESS』編集者を経て1993年に独立。日本ビアジャーナリスト協会副会長。全国キャンディーズ連盟代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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芸術家くーまん843
3
『7つの動詞で自分を動かす』は、人生を、<名詞で受動的に考える>から、<動詞で能動的に考える>へシフトして行きましょうという本。著者は、ベストセラー『盲導犬クイールの一生』はじめ、数多くの著書を持つ著述家・編集者の、石黒謙吾氏です。7つの動詞を用いて仕事を円滑に進める方法、充実した人生を歩む方法を、著者の体験から説いています。紹介されている動詞は、「ぶつける」「分ける」「開ける」「転ぶ」「結ぶ」「離す」「笑う」の7つ。最終章では、秘密の「8番目の動詞」も登場します。個人的に、興味が湧いた「ぶつける」と「開2013/02/24
Ixy
2
ついつい楽をしたり、手を抜いたりしがちなところを、「愚直」に進んでいこうとする著者のあり方に好感をもった。「知らないことに向かわない姿勢は、人生の楽しみを放棄している」、言い換えれば、「やったことがないことにチャレンジして、人生の楽しみを自分で作りだす」という言葉は、目を開いてくれた感じがした。2013/06/14
うめもも☆さくら
2
「つながろう」と「結ぶ」は実感。そして、ご自身でもかなり気に入っていると書かれている「人脈は『作って』から仕事するんじゃない。仕事して『残る』もの。卑しいやつが多すぎる」がいいことばだなと思いました。自分にできることを誠実にすることが大切。すごく好きな本かというとそうではないけど、おもしろかった。自分を振り返るのにいい本でした。2013/03/06
ホケンタイイク246
2
多いに自分の行動を考えさせられる一冊。どんな動詞でもって自分自身を動かしてきたんだろうか。「〜したい」的なぼやかした考えばかりだった気がする。2013/03/02
一龍
2
「愚直に動くこと それは誰だってできる簡単な問題解決方法」と説く著者の泥臭くも熱い人生論。 「ぶつける」「分ける」「開ける」「転ぶ」「結ぶ」「離す」「笑う」の7つの動詞をキーワードに、そして動詞を意識することで人生を展開してく著者の持論には効率を追うだけでは得られない人生を楽しむ姿勢が伺えて好感が持てる。そして最後にもうひとつのキーワードが登場するのだが、それが人生を充実させる究極奥義のように感じさせる。 味のある個性的な人生論だ。2013/02/12