内容説明
長くて退屈なクラシックの曲でも、ツボとなるメロディは案外と短いもの。そこで、作品や作曲家の予備知識がなくても、思わず引き込まれる名旋律にスポットを当てて、その旋律がなぜ美しいのか、あるいは不気味なのか、そう感じる理由は何なのかを、小粋なエッセイと実際の音で秘密に迫る。世界最大規模のクラシック・レーベル「NAXOS」を擁するナクソス・ジャパンの全面協力で実現した、画期的なクラシック入門書。
目次
第1章 物語る旋律
第2章 恋する旋律
第3章 嘘をつく旋律
第4章 笑う旋律
第5章 夢みる旋律
第6章 死の旋律
第7章 旋律のオキテ
作曲家紹介
著者等紹介
新井鴎子[アライオウコ]
クラシック・コンサート構成作家。東京芸術大学音楽学部楽理科卒業および同大学作曲科卒業。読売日響、N響、新日本フィル、札幌響、仙台フィル等のコンサートの構成を手がける。1998年NHK教育番組「わがままオーケストラ」の構成で国際エミー賞入選。現在「読響・深夜の音楽会」「題名のない音楽会」「東急ジルベスター・コンサート」などの音楽番組の構成を担当。早稲田大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。