内容説明
日本人なら知っておきたい、すばらしい『和』のこころを、わかりやすい日本語と中学レベルのやさしい英語でダブル解説。民俗学の第一人者と日本在住14年のベテラン英語教師が強力なタッグを組んで、本物をお届けします。
目次
1 季節のしきたり(正月;初詣 ほか)
2 人生のしきたり(結婚式と宗教;婚姻 ほか)
3 暮らしのしきたり(和装;着物 ほか)
4 縁起と禁忌のしきたり(破魔矢;達磨 ほか)
著者等紹介
新谷尚紀[シンタニタカノリ]
1948年広島県生まれ。早稲田大学第一文学部史学科卒業、同大学院博士課程修了。現在、国立歴史民俗博物館教授、総合研究大学院大学文化科学研究科教授。民俗学者。社会学博士(慶應義塾大学)
ボーダレー,アンドリュー・P.[ボーダレー,アンドリューP.][Bourdelais,Andrew P.]
1971年米国ウィスコンシン州生まれ。在日歴、英語講師歴ともに14年以上の大ベテラン。公立中学校のリスニング試験問題や英語学習ソフトのレコーディング、翻訳経験を経て、現在は京都府にて英会話スクール『English Oasis』を経営(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬参仟縁
22
昨年受けた2次試験での和文英訳の練習にもなりそう。花見は満開の桜の木の下で酒を飲みながら花を楽しむものです。Hana-mi, or cherry blossom viewing,is an event where people sit under blossoming cherry trees, drink sakeand enjoy the beauty of the blossoms.(pp.30-31)古くから、夏土用の丑の日に「う」のつくものを食べると、 2014/07/15
自然堂
6
トイレに入った時や、ちょっと空いた時間にセンテンスごとに区切ってちょくちょく読んでいたが、なかなか面白かった。年中行事などを中心に日本の文化の起源や成り立ち、また時代の経過による変化などが平易な言い回しで説明されており、恥ずかしながら本書で初めて知った知識も多くあった。平易な単語が使用され、対訳や注釈が過剰なくらいに充実しているのを見て分かるとおり、初めから英語学習という趣旨では出版されていないので、そういった物を期待している人には何の得る所もない本でしょう。純然たる読み物ですね。2011/01/05
Rika Wtn
1
学校の授業用に参考資料として購入しました。日本の伝統行事が一通り書かれています。日本人でも自国の文化を振り返る意味では一読してみてもいいかなと思います。こちらも英日対訳なので、日本の文化が英語でどのように置き換えられてるかが分かります。ネイティブ監修もついているので英語も大丈夫ではないかと思います。