がん難民にさせるものか―抗がん剤治療の最前線から

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  • サイズ B6判/ページ数 250p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784408106663
  • NDC分類 494.5
  • Cコード C0047

内容説明

抗がん剤治療の第一人者である著者が、がんに立ち向かう患者たちを通して、“あきらめない医療”の現場を熱く語る。

目次

序章 がん難民たち(命の算術を強いる医療制度;不思議な日本の医療制度;がん難民との出会い;インターネットでがんの相談)
第1章 日本の「がん治療」最前線(「がん」の種類は二〇〇もある;趣味の抗がん剤治療とは…;日本にがん剤の専門医はいない;「もう、治療法はない」を疑う)
第2章 発言する患者たち(病院はテーマパークか;懸命に生きる患者に学ぶ;政治を動かした患者たち)
第3章 現代がん治療の問題点(マネーゲームが医療を変える!?;一流病院の「アリバイ的治療」;日本の医療は共産主義;医者のリスク;手術・放射線・抗がん剤以外の治療法は…)
第4章 がん難民にさせるものか(医者と患者の関係は;「がん治療ならヒロシマ」…を目指せ;「王様」と「乞食」;元気な日々を延ばす治療も必要)

著者等紹介

平岩正樹[ヒライワマサキ]
1953年、広島県生まれ。東京大学物理工学科を経て、84年同医学部を卒業。東大病院第一外科、国立がんセンター勤務、共立蒲原病院外科部長等を歴任し、現在、都内の病院でがん診療にあたる。診療情報の完全公開を実践するとともに「がんの相談室」を開設。がんと闘い抜く“スーパー外科医”として注目を集める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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rivaner

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自分の病気を的確に判断し、治療してくれる医者に出会うのは確かに理想だが、現実にはそうはいかない。主張し、行動し、医者と意見を戦わせてより良い治療をめざす。その様なことはほとんどの人間には無理なわけで、逆に無力であることを感じてしまう。2013/08/17

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